あらすじ
※※ 電子書籍版では本文写真をカラー掲載!! ※※
一言も話さなくても、ネコ、ベタ惚れ――。
テレビ、雑誌で大活躍の「ネコ専門医」、服部幸先生がネコの本音を語り尽くしました。
ネコは本当はどうしてほしいのか?どっちが好みなのか?
食・住・人間との関係など、ネコ目線に立ってその「本音」をさぐりつつ、
ネコがあなたにベタ惚れする、より幸せなネコ生活を提案します。
新書第一弾『ネコにウケる飼い方』をぐ~っと深化させた、
ネコ生活・中~上級者にも「ウケる」楽しい本です。
【著者紹介】
服部 幸 (はっとり ゆき)
ネコ専門医。1979年愛知県生まれ。
北里大学獣医学部卒業。「東京猫医療センター」院長。
13年には、国際猫医学会よりアジアで2件目となる
「キャットフレンドリークリニック」のゴールドレベルに認定された。
著書に、『猫の寿命をあと2年のばすために』(トランスワールドジャパン)
『ネコの大常識』(監修・ポプラ社)
『ネコにウケる飼い方』(ワニブックスPLUS新書)など。
ネコ専門誌の監修やテレビ・ラジオ出演も多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
動物は好きじゃないし,どちらかと言えばイヌ派だった私ですが,本書を読んでネコに強いシンパシーを感じるようになりました。
ネコのことを何も知らない私のような読者にも,そしておそらくネコを買っていらっしゃる詳しい方にも,本書は様々な新しい情報を提供してくれるのではないでしょうか。
掲載されている写真が可愛いし,文章や全体構成も非常に良かったし,ほとんど非の打ち所がない一冊でした。
Posted by ブクログ
猫についての本はいろいろとあるので、目に留まったものをパラパラ捲っていましたらなかなか面白そうな内容でした。
ごはんは食べたいときに「なんどでも食べたい」
膝に乗ったら「せめて10分はじっとしていて」
首輪の鈴の音が「ずっと頭で鳴っています」
お部屋のアロマが「危険な香りです!」
などなど。
読んでみると、知らなかった話がいっぱいあり面白いのです。ネコには時間ごとに分けて食事を取るという感覚がない。これにはびっくり。確かにいつでも欲しいときにニャーニャーいっている。
イヌとは違う身近な動物だからこそ、ネコはネコなんだと納得させられます。
ネコは「神様からの預かりもの」だという人もいます。
だからいつかはお返ししなくてはならないのです。老いの先に、必ずその日が待っています。その日に、悔いなく心からの感謝と「さよなら」を言えるように、ネコちゃんへの愛情を忘れず、どうぞ幸せな日々を送ってください。(本文より)
人が何かに関わるとき、様々な責任が生じる。どんなに果敢なチャレンジをしても努力した結果が必ずしも報われるわけではない。猫との関わりでどんな死を目にしても、「ごめん」<「ありがとう」が多い毎日でありたい。そう思いました。