あらすじ
岩合光昭さんが旅先で出会った忘れられない猫50匹について語るフォト&エッセイ。
アフリカ、ガラパゴス、オーストラリアなど、世界中をフィールドに活躍する動物写真の第一人者、岩合光昭さんの人生にはネコが大きな存在を占めています。
ともに暮らした最初のネコから、旅先で出会ったネコまで、
岩合光昭さんがいままでに出会った忘れられないネコたちについて語ります。
背景にある物語を知ることで、一枚の写真の世界がより深くなる。岩合ファン必読の1冊。
岩合さんのソフトボイス「いい猫(こ)だね~」を脳内で再生しながらお楽しみください!。
内容:
記憶のネコ
ふるさとのネコ
一瞬の出会い
ご主人思いのネコ
相棒とネコ
ジャンプ!
王様たち
街のネコ
海辺のネコ
古都のネコ
母と子
あとがき
※岩合さんが半世紀近い年月をかけて出会ってきた猫たちの姿。
そのなかでも特に忘れられない猫たちの思い出が厳選されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ちょっと息抜き・・・と思って岩合さんの本を開いたら素晴らしすぎて、というか好きすぎて読み終わっていないのに一言書きたくなってしまって。
岩合さんの写真は造られて飾られた猫ではないので、一目見て「可愛い」という感想を持つよりも猫の視線や風景をあわせてじっくりと見たい写真ばかり。しかもこの本は一枚一枚の写真にエピソードがついているのでホントに「猫歩き」。そして、猫と人間のつながりと愛情に心打たれます。うっかりすると一枚の写真とたった一頁のエピソードの涙します。
正面から向き合う猫の目は、人間よりも遥かに綺麗でしっかりと自分の意思を持っている。
Posted by ブクログ
「記憶のネコ」では、岩合さんが子供の頃から一緒に暮らしてきたネコとの思い出と写真が。「ふるさとのネコ」「ご主人思いのネコ」「ジャンプ!」「街のネコ」「古都のネコ」など、皆様きっとお馴染みの可愛い猫が勢揃いです(^-^)
Posted by ブクログ
岩合さんの猫写真の回想録ですね。
50匹の猫が紹介されています。
今まで、たくさんの岩合さんの写真集を観てきましたから、どの猫も、岩合さんと同じように懐かしい友達みたいなものでした。
この本は、岩合さんのそんな猫写真の歴史と思い出話がしっかり読むことができます。
新書版の大きさなので、写真集としては小型なのですが、馴染みの猫たちなので問題ありません。エッセイに猫写真がついている豪華版と思えばいいのですから。
貴重なのは、岩合さんの最初に撮ったキイロとクロの写真とエッセイですね。いわば、岩合さんの猫写真の原点とも言える作品です。
この本を読んでますます岩合さんのファンにななりました。
あとがきに
『 今も昔も未来も、僕はネコたちと共に平和でいたいと考えています。ネコを撮影している僕が、口を開かなくても会話しているように見えるときは、ネコがこちらに話しかけてくれる、あたかも意思の疎通が図れたかのような一瞬を待っている時なのです。』
持ち歩きに便利なサイズなので、カバンに入れて時間潰しにももってこいです。ネコは連れて歩けませんが、これなら大丈夫。文字通り「ネコ歩き」になりますね!
Posted by ブクログ
岩合さんのネコ愛を感じる本。
TVの「世界ネコ歩き」を視聴して、
はっとこの本をめくると、お目当てのネコが!
あんなに世界各地を飛び回り、様々なネコに出会って、
それでも忘れることなく、ネコの想い出を綴っている。
そんな岩合さんの優しさがたっぷり詰まった一冊です。
Posted by ブクログ
岩合さんの飼い猫から、国内だけでなく世界中の猫たちまで、思い出深いコたちの写真と思い出話等が楽しめる1冊。
岩合さんの写真展に何度か行ったことがあり、そこで観たことがあるコの写真や、世界ネコ歩きで私も印象に残ったコのことが載っていて、写真だけじゃなくてちゃんと解説があるので、ガイドブックのようで面白い。
とんでる写真で有名な山口のたびちゃん、犬とのツーショット写真が可愛い五島列島のチビ、ノルウェーのモンスン、フランスのガジェット、アメリカ・ニューオーリンズのミスターウー、トルコ・イスタンブールのサフランとグリ、ベルギーのオルガと子猫たちが私のお気に入り。
続編も是非出してほしい。
Posted by ブクログ
世界各国の猫の写真と、その撮影時の様子を綴ったフォトエッセイ。
写真とエピソードが1対1の関係の構成になっていない部分が多く、少々読みづらい。
右にエピソード1、左にエピソード2、ページをめくって右にエピソード1の写真、左にエピソード2の写真といった按配。
見開きを用いた写真も、猫が中心にいて見えづらかったりする。
海外の猫も、猫は猫だなと思わせてくれるような場面が多くほっこりするが、紙面構成でやや損をしているように感じた。
Posted by ブクログ
イワゴーさんは 猫に声をかける時
この台詞
「いいこだねぇ~~~」 と言う。
それが タイトルになっていました。
写真展のように 写真とその写真の撮ったいきさつなどが 書かれていました。
今まで 気になっていた 茶畑の猫の写真と説明もあって 納得~~~!!
絶対に普通ならばこの構図では撮れないのにと思っていた写真があったのですが
やはり 細工がしてありました。
そういう ネタが 満載してあって
良い本でした。
猫の写真は 私にとって 癒しです~~~
Posted by ブクログ
ご主人思いの猫!茶畑の富士山の猫の耳が主人の声を追っているとは!我が家の連中を見るとご主人を思うことなんてあるんだろうかと思うが、確かにそれなりにご主人思いの猫というのもいるんだなあ。