あらすじ
アンドロイドがあなたの「常識」をひっくり返す!
タレントのマツコ・デラックスを再現したロボット「マツコロイド」の開発者で、CNNの「世界を変える8人の天才」にも選ばれた世界的ロボット研究者のアンドロイド的人生論。
美しすぎるアンドロイド「エリカ」や、人間国宝の桂米朝の芸を完全再現する「米朝アンドロイド」など、これまで開発してきたロボットを紹介しながら、それらが教えてくれた「人の気持ち」や「人間らしさ」の正体をさぐる。
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Posted by ブクログ
マツコロイドでも有名な石黒さんが、開発したロボットの亜話を交えながら、人間について考察した本。あえて、感情移入できるよう作られたテレノイド。アンドロイドに演劇させたり、米朝のアンドロイドを作ったり。コミューとソータは2体のロボットと会話することで自然な会話になるそうだ。「心とは観察する側の問題である」「今のロボットは1、2歳のアカチャンくらいだと思ってほしい」ジェームス・ランゲ説「悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ」「75%の仕事がロボットに変わる」「中国の空港には上海ガにの自販機がある(人間より機械が信用される)「義手の人の義手を刺すと痛みを感じる」「将棋がAIに負けたとしても競技の面白さは変わらないだろう。自動車やロケットが発明されても100m走の素晴らしさが変わらないように」