【感想・ネタバレ】水野仁輔 カレーの教科書のレビュー

あらすじ

自分がイメージした味と香りに。自由自在のカレーづくり!

著者の15年間におけるカレー研究の集大成本。国民食“カレー”の成り立ちを、独自の「ゴールデンルール」を基に解明。オリジナルのカレーづくりに応用可能なhowtoを紹介する、従来のレシピ本とは一線を画した日本初のカレー理論書。今後数十年は、この本を超えるカレー本は出版されないかもしれない。

[内容]
Chapter 1 カレーのすべて
Chapter 2 カレーの原則
Chapter 3 カレーの技術
Chapter 4 カレーの応用
カレー作りの調理器具
玉ネギ炒めの考察
本書で紹介したチキンブイヨンの作り方
本書で紹介したカレーの作り方
カレー別スパイス使用頻度

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常日頃からカレーが大好きで、毎日食べても飽きないくらいです。でも、本当に美味しいカレー屋さんのカレーは自分でも作れるようになりたいと思い、購入しました。カレーの歴史やスパイスの調合の仕方など、まさにカレーの教科書です。炒め玉ねぎの効果や味の変化、それぞれのカレーの個性や材料、調理法などが理論に基づいて書かれています。個人的には、玉ねぎの炒め方による効果、使い方、市販のルーのマトリックス表などがとても参考になりました。美味しいカレー作りにチャレンジしたくなる1冊でした。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

多くの人にとってブラックボックスとなっているカレーの調理法を、理論的に捉える手法を提起してくれており、まさに「こういうものが欲しかった」という一冊。

これを読むと更に「スパイス」というものを深掘りしてみたくなるし、「焼く」「煮る」「揚げる」といった調理の基礎工程をフレンチや和食などから掘り下げて学んでみたくなる。
ここを基点にカレーの世界が無限に広がっていく、そんな登竜門的なまさに教科書!

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2019年01月29日

Posted by ブクログ

タイトルに違わない内容で、スパイスのカレーの基本から応用への足がかりまで網羅されている力作。実にシステマチック。カレー好き、料理好きだけでなく、むしろ料理が苦手な方にこそよで欲しい本。

ただ、スパイス単品の解説やオイルの使い分けなどについては書かれていないので、別の本を参照するか、自身での試行錯誤が必要になると思う。

最後に。和食やイタリアン、フレンチの類書がないものかと思った。

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2017年08月20日

Posted by ブクログ

カレーについて勉強しようと思い購入しました。カレーという料理の仕組みについて学べる良い本でした。スパイスについてやカレーの調理工程の意味を分析し、イメージ通りのカレーを作るためにどうするかについて書かれています。単なるレシピ本というよりは、カレーを組み立てるためのテキストといえます。

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2021年09月13日

Posted by ブクログ

最近スパイスカレーにハマったので、最も詳しく書いてあるということで、購入。なかなか高額な本だが、お値段以上を期待していたので、少しがっかり。期待値が高すぎたせい。

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2021年04月16日

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