あらすじ
ホスピタリティとは、おもてなしのこころ。それはつまり、人を大切にするこころでもある。そのこころこそが、生きる上で、また、働く上で最も大切なことである――。本書は、ベストセラー『がんばらない』の著者である、諏訪中央病院名誉院長、鎌田實氏が書いた、初の人生論だ。「超」には二つの意味を込めたという。ひとつは「すごい」という意味、そしてふたつめは、「こえる」という意味。単なるテクニックを超えた「こころがまえ」を重視してほしいという意味だ。この「超ホスピタリティ」を実践すると、あなたの周りが幸せになるのみならず、あなた自身も幸せになれる。つまり、幸せな人生を送るための「魔法の杖」のようなものなのだ。一貫して地域医療に携わってきた医師の立場から語られる、長年の経験に裏づけられた話の数々は、とても説得力があり、示唆に富む。働いている人すべてに読んで欲しい、鎌田流の生き方や仕事の極意が分かる一冊だ。
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Posted by ブクログ
チェック項目14箇所。素敵なお客様を大切にするのは当たり前・・・超ホスピタリティは気難しい・・・みんなが嫌っているのにもかかわらずそのお客様の心を掴む。「ノー」といわない・・・自分に関係ないではなく、必ずどんな小さな糸口でも見つけて返事する。微笑みそのものがホスピタリティ。共感すること・・・一緒に泣くこともホスピタリティとして大切な技。世話をするだけでなく、逆にお客様に世話してもらう。ホスピタリティが必要な仕事に携わる人は、自分ではない。ありがとうの連鎖。自分の心を乾かさない。自分の心があたたかくなくては本物のあたたかな言葉はかけられません。ヒヤリ・ハット・・・なぜ間違いが起きたかが問題。批判や罰など後ろ向きの対応をするよりも、二度とおきないためにはどうすればよいのか前向きに検討すること。がんばらない=ダラダラするではない。頑張らないけど、諦めない。肩肘張らない。希望がなければ生きられない、しかし希望だけでは生きられなかった(アウシュビッツで生き残った人)。「いつでも声をかけてください」と言いながら目が釣りあがっていないか?