【感想・ネタバレ】怪しいものたちの中世のレビュー

あらすじ

日本の中世に暗躍した「怪しいもの」とは何者か。山伏、占い師、ばくち打ち、勧進聖……。神仏の威光を利用した彼らの活動は多様であり、心の平安を与える方法は多岐にわたる。一見すると詐欺のようにも思えるが、殺伐とした環境に置かれた人々に夢見る喜びを感じさせ、人間らしい感情や希望、未来について考える機会を与えていたのだ。中世の「宗教」の果たした知られざる効用を、豊富な事例から解き明かす新しい中世史。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

世界の辺境とハードボイルド室町時代とこれと、私が高校大学の頃習った中世から近世の前までのイメージが今はずいぶん違うんだな。
怪しいものの必要性がおそらくネットの今とは大きく違うんだろうけれど。何かどんなふうに校正の歴史研究者に今が読まれるのか結構気になってきた。

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2016年02月16日

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