あらすじ
ノートと対話で社員がみるみる伸びる!
自分で考えて行動する社員がたくさんいれば、会社は強くなります。でも、実際はどうでしょうか。せっかく苦労して採用しても、うまく育てることができずに辞めてしまう。上司の指示を待ってから行動する「残念な社員」ばかり──。企業経営者や管理職の皆さん、こんな悩みを抱えてはいませんか。
そんな方々に朗報です。なかなか成長しない「残念な社員」を一流に変える方法があります。使うのは基本的にノートと社長や上司と部下による対話だけ。根気強く続けてルーティン(習慣)化することができれば、多額の初期投資をかけることなく、みるみる社員が伸びます。
中小企業を中心に、これまで数々の社員を伸ばし続けている経営コンサルタントの著者が、自分で考えて動く社員を育てる秘訣を伝授します。
目標設定と計画策定、仕事の行動管理、社長や上司と部下との対話を通じた行動改善。これらの方法を通常業務をしながら、どのように社員に教えて自立させるか。そのエッセンスをこの1冊にまとめました。
【主な内容】
第1章 残念な社員を一流に変えるにはコツがある
第2章 一流に成長するスタートは目標設定と計画策定
第3章 行動が変われば意識が変わる。それが一流を生む
第4章 社長や上司による毎日の対話が一流をつくる
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Posted by ブクログ
上司に勧められた本。啓発本の中では具体的な会社での例を出しており、説得力があった。社員が働く理由やモチベーションの源泉は人それぞれなので、社員が自主的に仕事に取り組みには個人に合わせたやり方を見出さなければいけない。そして、トップは目標を明確化して、それぞれの社員への落とし込みも必要。自分の仕事が会社のどの部分の利益を生み出しているかを知ることで、仕事への取り組みも変わると思う。
Posted by ブクログ
自ら進んで動く社員をどのように育てればいいのか。ノートとコミュニケーションによる方法で、お金をかけずに社員を育てる方法を紹介している本です。
本書では「褒めるの」の反対は「がっかりする」と考えます。
本書のもう1つの柱である「ノート」については、フォーマットは掲載されているものの、あまり詳しく解説されていませんでした。
?知る→ ?理解する→ ?大体1人でできる→ ?より良くできる→ ?自分ができる事を人に教えて育てる事ができる
これら成長の5つのステップを社員に踏んでもらうために社長や上司が心がける基本的な流れは4つ。
?成長期待を持つ
?現状の成長度合いを確認する
?当面の成長課題を明らかにする
?課題の解決方法を考えさせる
対話を通じてこの4つをルーティーンにする事が大切である。