【感想・ネタバレ】極上の流転 堀文子への旅のレビュー

あらすじ

九十七歳を超えてなお新作を発表し続ける日本画家・堀文子。画壇におさまらない自在な画風、「群れない、慣れない、頼らない」をモットーとする生き方をたどり、繊細さと大胆さ、緻密さと雄大さという二律背反をはらむ躍動的魅力の根源に迫る、渾身の評伝。

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Posted by ブクログ

80歳を超えてブルーポピーをスケッチにヒマラヤを探索する堀文子の画家としての絵に対する向き合い方、群れず孤独を志向する生き方の根底にある哲学、一ヶ所に留まることなく流転を繰り返す人生など堀文子の人となりを生い立ちから作品の紹介に至るまで詳しく書き切った著者の所業に賛辞を送りたい。最後の章の言葉のデザートはまさに至福の読後感を与えてくれた。

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2022年08月18日

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