あらすじ
本書は、ある架空の街のレストランをめぐる寓話を通じて、
“無名の小さな店”が、“有名で大きな店”に
「戦わずに勝つ」ための戦略を教える本です。
『物を売るバカ』『1行バカ売れ』10万部突破の川上徹也・最新刊!
この戦略が有効なのは、レストランやお店だけではありません。大手企業を相手にたたかう中小企業の営業マンや広報・PR、商品開発担当者、あるいは、無名の個人の「パーソナルブランディング」にもかならず役立つ考え方です。つまり、ビジネスパーソンすべてが身につけるべき戦略なのです。
本書は2012年に刊行され話題となった寓話『星ヶ岡のチンパンジー』に、「ある大学のカフェテリアで」「彼女からの手紙とびっしり書かれたワークシート」を新たに加筆。また、「『星ヶ岡のチンパンジー』とストーリーブランディングについてのちょっと長い解説」と「ワークシート」についても大幅に加筆修正したものです。
「地方」「中小」「零細」「無名」「個人」すべてのビジネス弱者に、「戦わずに勝つ」ためのブランド戦略、教えます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
根っから土俵の違う相手、格の違う相手と価格競争等の同じ土俵で戦うのではなくもっと別視点から見たストーリー性や独自性を追求していこうと思う!!そして時として弱みは強味に変えられる!!毎回相手の期待値を少し上回る。そして自分を売り込む!!
Posted by ブクログ
小さな企業の戦い方を教えてくれる本。本書はストーリーブランディングという、自社にしかない企業の背景や信念などを売りにするノウハウを丁寧に説明してくれる。個人事業車や小企業は、価格・品質といった側面だけでは大企業とガチンコ勝負はできない。その中でもオンリーワン、ナンバーワンを取るために、自社のストーリーをブランド化するテクニックを教えてくれる。ただし、私は、本書のワークシートに沿って考えをまとめようとしても、すぐにはできなかった。これからゆっくりと事業を育てていくことが肝要なのかもしれない。
Posted by ブクログ
はるさんおすすめ
人はストーリーで商品を買う
ストーリーの黄金律とは次の3つ
①何かが欠陥してる、
または欠陥させられた主人公が
②なんとしてもやり遂げようとする遠く険しい目標やゴールに向かって
③数多くの葛藤、障害、敵対するもの乗り越えていく
ストーリーブランディングの3本の矢
①志
②独自化のポイント
③魅力的なエピソード
Posted by ブクログ
個人でSNSで情報発信をして、少しでも稼ぎたいと思っているので参考になった。
私は有名人ではないし人脈もないので、SNSでは「非常に弱い」立場にある。
なので、しっかりとその弱みをも生かしたストーリーブランディングができるかどうかが鍵となる。
情報の価値や量では、企業やインフルエンサーには太刀打ちできないので、いかにブランディングするかが大事。
志はなにか、独自性はなにか、魅力的なエピソードはないか、を中心に考えて、ストーリーブランディングを確立していきたい。