あらすじ
失うことを怖れなくていい。
どんなときも命が喜ぶ生き方がある。
人生に光を見いだす希望の物語。
主人公はひとりの老人。この本を手にした、あなたに語りかけていきます。
彼の人生に起きた出来事……若いときの性格、社会人になってからの仕事……歳を重ねる中で得たものと失ったものとは?
そして、老人が長い人生で手にしていった究極の学びとは何なのか?
『鏡の法則』『3つの真実』『心眼力』のベストセラー作家が書き下ろす、人生に光を見いだす希望の物語です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
最後にドキッとさせられる部分あり。
読みやすく、でも著者が何を言いたいのかわかりやすく20~30分で読み切れるので、若い人に是非読んでほしいと思いました。
物質的に豊かな中で育った世代で、これから老前・老後を迎える自分に読むべき本と出合えたと感じました。
生きている間は、自分の命以外は全てお借りしていることと、お借りしている全てのものに感謝する気持ちを忘れずにいたいと感じました。
そして最後は潔く命ひとつで旅立ちたいと思いました。
Posted by ブクログ
人はいずれ死ぬ。所有物は何一つ、あの世に持っていけない。
あるのは心のみ。だから、モノや権力を追い求めるのではなく、清くて素直な素敵な心を作り上げることが大切。
人と共感すること。
人に感謝すること。
30分で読むことができるが、気持ちが穏やかになり、人との心のふれあいを大事にしようと、気づかせてくれる。
Posted by ブクログ
しあわせな生き方の本質を捉えた本。
心のデトックス的観点も盛り込まれており、今の私にはジャストな本でした。
シンプルに、荷物は少ない方が身体は軽い。
自分はまだまだ所有、執着が強いなと改めて反省点が見えました
自分の心の快に従って、軽やかな人生を送りたい人はぜひ。
Posted by ブクログ
自分の本質に目覚め使命を宿しシンプルに生きる。
そんなキーワードが浮かびました。
余計なものを纏う見栄を失くし削り落として
本当に自分がしたいことと、それを悦ぶ周囲への
感謝とともに生きることが大事だという意思を受け取りました。
それを実現しやすい職種に就けていることへも感謝するとともに
自らの使命を芯に据えて生きることを改めて心に刻んだ私です。
この時勢に求められている重要なメッセージが込められた名著です。
Posted by ブクログ
生老病死に向き合い、本当に大切なものを大切にして生きていこう。すべて借り物。あの世に持っていくことはできない。
というよくある話ではあるのだけど、それが日々できているかというと、そんなことはなく。
だからこそ、こういう話は、何度も、いろんな形で、いろんな著者から聞くのは大切だなと思う。
私は家族を大切にしたい。特に主人と両親。感謝の心を忘れずに。
Posted by ブクログ
心に響くフレーズ
① 自分が何を所有するかではなく、何に喜びや充実感を感じるかが大切。
② 人間は誰かの心と自分の心がつながった時、幸せを感じる。
③ 愛する人と過ごすひととき。好きなことに夢中になっているひととき。誰かの役に立って、喜びを感じているひととき。
Posted by ブクログ
このほんの面白いところは、老いを感じさせてくれるところ。考えたことなかったな~。この話を読んで、ハウルの動く城を思い出す。
ハウルの主人公ソフィは、若くて美しかったのに、魔法でしわくちゃのおばあちゃんにされてしまう。腰も痛いし、一人で頑張ってはしんどい思いして、何かとみんなに手伝ってもらうようになる。若い時には考えもしなかった体や心の痛み。その時のセリフが印象的だった。
そんな話を思い出しながら、老いというものはリアルに、ひしひし迫ってくるもんだなぁと。そんな時、外見ばっかり着飾って、心がからっぽの自分でないようにしたい。
こだわりと執着心。執着するのは辛いが、こだわりを持つのはプロフェッショナル。自分の好き嫌いや感情で分別するのは執着、こだわりは自分を超え、物事の本質を見据えること。
たくさんもらったからこそ、引き算がある。得たものがあったからこそ、失ってわかる。得ていない段階では引き算はできない。それは注意。