あらすじ
「お前にはもう飽きた。日本へ帰れ」 元・麻薬取締官の竜野真紀は、香港と日本の闇組織間で行われた大規模な麻薬取引の摘発に失敗し、混乱の最中、香港マフィアの王に攫われて、囚われの身になっている。しかし、強靭なように見えて脆い王を、最近では支えたいと思うようになっていた。そんな真紀の想いとは裏腹に、王から残酷な命令が下される。 「飽きたから捨てる」 冷たい王の言葉に反発し、側に残ることを訴える真紀だが、そのまま身ひとつで九龍市街に放り出されてしまい……!! 迫り来る巨大な運命に翻弄され、押し殺してしまった、孤独な男の真実の想いとは――。
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Posted by ブクログ
アンリミよりシリーズ6冊目。
5冊目レビューからのこの速度で、いかに夢中になって6冊目を読んでいたかお分かりでしょう(^^;)
今回は丸ごと1冊兄の真紀視点となっていて、
モブレありのどシリアス展開となっています。
清風いいよ、清風。
今回の舞台は香港から日本へ✈
王を支えたい…と、そばにいた真紀に王から告げられたのは「おまえには飽きたから日本へ帰れ」という冷酷な言葉だった。
真紀サイドは本当に過酷で、
友紀サイドのような笑いも緩みも一切ありません。
そしてここでまさかの田崎登場!
しかしまだ隠された何かがありそうです。
スピンオフで田崎視点もあるそうなので、
そちらで明らかになるのかな?
やはりシリアスな真紀サイドが私は好きですね〜。
次はいよいよシリーズ本編ラスト!
どういう結末を迎えるのか楽しみにしつつシリーズ7冊目へ向かいます☆