あらすじ
彼にだけは、絶対に会いたくないと思っていた。捜査一課に配属された藤崎に初めてできた後輩。それは、警察学校時代、強引に体を奪われた同期の男・玖珂だった。過去の行為がトラウマになり、玖珂を憎んでいた藤崎。だが、彼の相棒に任命され、一緒に過ごすことを余儀なくされてしまう。戸惑いに身を置く日々の中、彼もまたあの夜を悔い、謝りたいと思っていたことを知る。時を経て語られた玖珂の一途な想いに藤崎の心は乱されて…。見た目も性格も正反対な二人の大人の恋物語。
感情タグBEST3
いいわ。
始めは、誉められたものじゃないけど、想いが強すぎての行為だと分かってよかった。
本当は、そんな事をしたくなかったけど、抑え切れずしてしまう、その気持ちも、分かって貰えたから
好きになれた。
でも、やり過ぎは、ダメ
童顔だけどなかなか強気受!
初めて読む作家さんです。苦い再会ものを読みたくて検索して購入しました。
受の藤崎の低い自己評価と同期への羨望などの鬱屈した感情は、社会人なら多少なりとも持ち合わせているのではないかと思いました。加えてクガはアレな訳ですから。しかし、それにしても?と藤崎感情に違和感を抱きたつつ読み進めると、やーだー!そうなんだよねー!となります。
童顔で可愛いけど酒癖がちょっと悪くて、クガに対しては主導権を握る藤崎。
待てが出来なかったお馬鹿さんなデカ犬、クガだけど、これからは決してご主人を裏切らないでしょう。
Posted by ブクログ
始まりはムリヤリ。再開後の展開は、まぁ、そうなるよね、という感じで進行します。
攻さんの乾いた唇に受くんがキスするシーンがあるのですが、なんとも切なくてワーッと萌えました。たぶんあの一瞬がいちばん好き。
井上先生がルビー文庫なの…と躊躇っていたのですが、やっぱり傾向は少し違うんだと思いますが、コンプレックスだらけの受くんにイライラして喜んでいたら?楽しめました。
Posted by ブクログ
ルビでは初執筆とのこと。
警察学校時代に自分を強姦した相手が職場の異動で自分の部署に来て、苦い思い出と恐怖を思い出す。
が、徐々に打ち解けて行って、、、という話。
うーーーん。
刑事物なんだけど、事件ものとしても恋愛ものとしても中途半端な内容だった。事件らしい事件でもないし、自分をレイプした相手を怖く感じて怒っている感情から相手を許して恋愛部分に持っていくとしても、余りにもきもちの変化が唐突で、なんというか全てが中途半端で残念なつくりでした。
もう、この先生は硬派な話を書いていけば良いんじゃないかな?
甘くて切ないお話はイマイチだと思いますよ。
絵師さん、好きな先生なんだけど、今回のカプ、イマイチでした。