あらすじ
今からでも遅くない! 気ままな友達、ピアノとの大人な付き合い方。
最近、大人になってからピアノを始める人が多い。
大人からのスタートのいいところは、誰からもガミガミ言われないこと、無理強いされないこと。
子ども時代よりも、ずっと自由に弾ける、友達のようなもの。
ワクワクしたら弾けばいいし、うんざりするならやめてもいい。
大人になってからのピアノは、そんな自由さがあなたを解放してくれるはず。
音楽家の森真奈美さんと、かれこれ半世紀ほどピアノを弾いているという清水ミチコさんによる、大人のためのピアノ入門書。
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Posted by ブクログ
ピアノを始めるつもりは全くないのだけど、楽しそうな本なのでつい買ってしまった。本当に初心者が勢いで始めてしまうのに良さそう。気軽に遊べるメニューは、まずは始めてみて、楽しくなることが重要というスタンスで、ちょっとタブレットにピアノアプリでも入れて弾いてみようか思った。
Posted by ブクログ
これからピアノを習おうというわけではありません。ずっとファンである清水ミチコさんの本なので、さてどんなふうにピアノを指南しているのかなあと思って読んでみた。気軽に楽しくピアノを弾こうという気持ちが伝わってくる。ミッチャンはほんとにピアノが好きなんだなあ。高校のころ級友のウケを狙ってものまねの弾き語りなどして「音楽室では今より売れっ子だったかもわかりません(笑)」とあって、なんだかその様子が目に浮かぶようだった。
まずは一本指で知ってるメロディを弾くところから始まっている。そうだよねえ、誰が弾いても正しい音が出て、すぐに旋律を奏でられるのがピアノのいいところ。だんだん高度になってはいくけれど、最後まで「なりきって、自分が楽しく、人にも受ける」ことが主眼。これなら練習が「苦行」にならないだろう。
結構じっくり読んでしまって、ちょっとピアノに触ってみたくなった。私は基本練習の繰り返しとかが死ぬほどキライで(小学校のドリル以来。百マス計算を見るたび小学生でなくて良かったと思う)、当然バイエルからコツコツ積み上げるなんて絶対無理。でもこれならできそう。
我が家のピアノは子どもたちが巣立ってからは弾く人もなく、家具と化している。娘がいたころは、調律のおじさんに「この家には音大生がいるのか」と言われるほど酷使されていたんだけれど。しばらくぶりにふたを開けようかな。ボケ防止か?と言われるかな。