【感想・ネタバレ】肝心の子供／眼と太陽のレビュー

磯崎憲一郎

[ブクログ · ★★★★☆]

果てしない時の流れを感じる文体は『肝心の子供』からそうだったのか。途切れない命の積み重なり、あるいは永遠なる命の流れ。川が流れるのと同じように、命も流れていく。そして、それがブッダであるかラーフラであるか、またティッサ・メッテイヤであるかは大きな違いではない。誰も皆、同じ命、太古の昔から続いてきた命であることに変わりはないのだから。
最後に収録されていた対談の内容は、あまり良く分からなかった。小説家ってこんな難しいことを考えているんだ、ということで。そして、二人の話が本当にかみ合っていたのかどうかも疑問。それは単に私が内容を理解できていなかったからか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

肝心の子供、なんでブッダをモチーフにしたのでしょうか。眼と太陽、なんでいきなりアメリカの女と寝たがるのでしょうか。読み進めていきたい何ものかが欠如しているので断念。