【感想・ネタバレ】なぜ生物に寿命はあるのか?のレビュー

あらすじ

生物は不死から死すべきものへ「進化」していった!? テレビで人気の生物学者が寿命の不思議を解き明かす! 生物に寿命があるのは当然のように思われるが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整っていれば、原則的には不死なのだ。つまり、不死身である単細胞生物は、人間のような多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、多細胞生物は何のために進化したのか? 本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを人気生物学者が考察する。

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Posted by ブクログ

ホンマでっか!?tvに出演されている生物学者の池田清彦さんが書いた本。

進化やテロメア、AGE(糖化最終生成物)、がんといった生物学的な寿命と老化の考察から始まり、寿命が伸びることによる社会問題の考察にいたるまで幅広く寿命というものについて考え、書いてあります。

この本を読んで、人には寿命が必要であり、人は限られた人生であるからこそ様々なことに一生懸命に取り組むことが出来ているのだと感じました。

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2019年05月09日

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