あらすじ
「仕事」も「恋愛」も「人間関係」もうまくいかずに、
家に引きこもり、ニートになり、うつ状態になり、死にたいとさえ思っていた僕を救ったもの。
それが……無意識のチカラでした。
― 特に練習したわけでもないのに、今も吸ったり吐いたり呼吸ができている。
― 頼んだわけでもないのに、今日も僕の心臓は動いている。
― 絶対に乗り越えられないと思ったのに、過去のとんでもない失敗を今ではすっかり忘れている。
これらの全てを操作しているもの…それこそが無意識のチカラです。
だから、無意識(潜在意識)のチカラは、怪しいものではありません
(それどころか、無意識がなくなると、僕たちは死んでしまいます)。
そして、この無意識のチカラは、僕たちの行動のなんと9割をつかさどっていると言われています。
そんなにすごいチカラを意識せずに今まで暮らしていたなんて…
残りの1割の表面意識だけで、不安や悩みを解決しようとしていたなんて…
もったいなさすぎる!!
僕自身が、引きこもりやうつ状態を乗り越えた、無意識メソッドで、あなたも人生を好転させませんか?
決して新しい自分になる必要はありません。
誰もが持つ「無意識」の声に、ただ耳を傾けるだけでいいのです。
その方法を本書でたっぷりご紹介しています。
【プロフィール】
クスドフトシ
1982年大阪府生まれ。
20代の頃、「仕事」も「恋愛」も「人間関係」もうまくいかなくなり、家に引きこもり、ニートになり、うつ状態になり、
死にたいとさえ思うようになる。そんな自分を卒業するため、無意識(潜在意識)やあらゆる思考法に出会い、
「心」と「体」両方からアプローチすることで人生を好転させる独自のメソッドを開発する。
自らも実験台となり、人生がうまく展開するようになる。
2012年・自分を変えることができたメソッドの数々で、たくさんの人の笑顔を見たい!と決意し、
ブログ『世界はキミのためにある!』をスタートさせる。
ブログ内では「心」の話、ちょっとタメになる話、くだらないけど笑える話、泣ける話、潜在意識の話などを中心に、
読者と共に作り上げる『知的エンターテイメント』なブログを展開中。
そのかたわら、全国トークショーにて、たくさんの人に癒しや笑い、そして気づきを届けている。
●ブログ『世界はキミのためにある!』
http://ameblo.jp/kusudofutoshi/
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自信をつけるために、自信のある振る舞いをする、などは確かアンソニー・ロビンスも言っていた気がする。
・心は技術さえあれば自分自身でコントロールできるが、体、特に代謝や鼓動などは自分でコントロールできない。
しかし、この体を変えていくことが不安や悩みを解決するために重要。
そのために心と体の両面から潜在意識に働きかけることが必要。
自己啓発本やセミナーを受けても人が変わらないのは、「物事の見方」が変わっただけだから。
・潜在意識は変化こそ安定。
「コントロールして望みを変えようとすること」は、無意識の領域の動きを堰き止めているのと同じ
・生まれた時は何をしても誉められていたのに(上手にできたね〜!)
成長するにつれて
「自分の気持ちは抑えて生きていかないといけないんだ」と知らず知らずのうちに思い込まされている
→人生全般において、自分の中で誰に言われてもないのにルールや条件をつけるようになっていく
→いつの間にか条件が整うまで許可を下せないようになる
=自信がないことに自信をもっている
・自信がない理由
①あなたが人やモノに依存したり、世間や周囲の評価に心を委ねてしまっているから
②あなたが0か100の世界で生きているから
「かもしれない」という思考が抜けている
→「かもしれない」は可能性、自信は可能性の積み重ね
・感情を「ただの感情」と思えばよい
ジャッジしない
・「正解はひとつ」と考えがちなのは、学校教育の弊害
・「努力」と呼ばれる必要はないくらい楽しんでやれるものを
・ブレーキを外す=許すということ
許すは「ゆるます」からきている
・どんな「思い込み」を持っているのか?
どんな「可能性」が自分にあるのか?に目を向ける
・ほんの少し先の幸せに目を向ける
(午後のおやつが楽しみ、友達と久しぶりに会う、デートが楽しみ!など)
・足りないという不足感が悩みの原因
(特に仕事、お金、人間関係、健康など)
・お金を使うときも「行ってらっしゃい」の気持ちで
・ご馳走、プレゼント◎…余裕の表れ
・耳を柔らかくする、マッサージするは大切
耳が硬い(血流が悪い)と、他人の言葉に対して心を閉じがち
・フィフティフィフティの世界か◎
人の幸せを願えるとよい
・否定するのでなく、よしよし
→すると、消える
・体があるから、幸せを感じることができている
・今までの思いを「卒業」させてあげる
→「卒業おめでとう」と言われたら「ありがとう」
・想像以上の世界がある
それが無意識
・「信用」は条件つきだが(例:お金を借りる時など)
「信頼」は無条件
Posted by ブクログ
[他の類似本とはちょっと違う!私にとっての目からウロコポイント]
・いま思い通りになっていない事について「おかしくない?」と疑う。
思い通りになるのが当然、という前提。
これはすごい発想の転換だ!
・悩みの元は、過去の後悔と未来への不安。つまり今この時には「ない」もの。
今を生きるためには必要ないもの。
[これから実践すること]
・耳のマッサージ
・少しだけ未来の幸せな出来事を考えてワクワクする。
Posted by ブクログ
■変化こそが安定
・自然な代謝を促す、これを止めようとするのは過度なコントロール
・赤ちゃんは生まれながら自信を持っている、立とうとすることが自然
・外部からの情報で条件付けして自分に許可しないようになってきている
・自分に都合の良いポジティブな「かもしれない」を積み重ねる⇨自信
■「でも」の後にポジティブな言葉を習慣化(最後は〜できる!で締める)
・脳は意識の終点を現実として見せるから
・できない理由をつけてやらないだけ
・行動する前にどうしよう?叶うかな?と頭で考えている
■今やっている行動を意識的にやる
・脳は意識の終点を現実として見せるから
・今に集中
・なんとなく習慣で行う×
■ノージャッジ!と最後に言う
・良し悪し、好き嫌いを判断しない
・思い込みをしていることに気づく
・自分が意識したことしか感じられないから
■やりたいことは過去ではなく未来の中にある
・過去のデータからやりたいことを見つける×
・お金をもらわなくても夢中になれるものを探して
■現実は全て自分が意図していること
・なんで?と自分の本音の部分を探っていく
・どんな思い込みがあるのか?逆にどんな可能性があるのか?
■ほんの少し先の未来にワクワクすることを準備
・今も一瞬で過去になる
・実体のない過去と未来を実体のあるものと錯覚しないように(そこに思考が移ると不安が起きやすい)
・過去と未来において「足りない」ものを探しがち、そこに意識が向くと不安感
■呼吸+ありがとう
・幸せな気持ちの習慣化
・足りないものばかりに意識を向けがちだから
・自分が傷つかないように守ってくれている潜在意識の過剰な面に対して「もう私は大丈夫だから、今まで守ってくれてありがとう」
■手放したい体験・感情に卒業おめでとう
・心身も共に頑張ってきた
・その体験は自分にしかできない特別なもの
・潜在意識というもう一人の自分はあなたを大事に思っている
・色々なことを通して幸せを体験したいから生きている、潜在意識に生かされている、生きているだけで幸せ
・幸せを感じるために必要な体
■命を信頼する
・本当の自分は生きている命そのもの
・自分と境遇は別物、同化しないことを選択する
Posted by ブクログ
易しい文章で読みやすかった。
心と体は2つで1つ。
自分の感じることを無理矢理抑え込んだり、
自分ですら気付いていない思い込みに支配されたり、
昔のことや先のこと、周りのことを考えすぎて不安になったり、
自分の「善・悪」の判断に左右されたり…
私はよく、こういうことから気持ちも体も揺らぐ時があるなぁと気付かされました。
印象に残っているのはこちら。
(以下、引用文)
・あなたが『不安』や『悩み』を悪いことだと思うのも、『楽しい』や『嬉しい』を良いことだと思うのも、幼少期からの善悪観念があってジャッジしているからです。
何を基準にして良い・悪いと言っていますか?
あなたがあなた本来のチカラを発揮するには、この良い・悪いのジャッジではなく、それが“必要”か“不必要”かに意識を向けることです。
・どんなことも乗り越えて今日までやってきたことや、不安や心配でさえも「良し良し(全て良かったこと、良かったこと)」と言って肯定してあげて、その存在を許してあげてください。
・決して新しい自分になる必要はありません。
あなたは元から誰にでも備わっている「無意識の声」にただ耳を傾けるだけでいいのです。
Posted by ブクログ
私たちが意識できているのはたったの5%。
意識できていない95%の無意識の力を借りるため、心にも体にもアプローチしていく方法がたくさん書かれていた。
読みやすくするためなのか少し面白い感じで文章が構成されていたので、
読む人によっては軽い印象を受けるかもしれないなと思った。
心がそう思えなくても、体からアプローチすることで無意識に働きかけていくことの効果というのは私も実体験を通じて納得できることがあったので、再び学ぶことができてよかった。
最後らへんに書かれていたことが今の自分にはとてもハマったところがあった。
「〜という経験を卒業する」「〜を卒業する」という言葉たちだ。
過去の経験によって無自覚に刷り込まれている思い込みはたくさんある。
辛い経験、トラウマ、それらが与える潜在意識への刷り込みは思っている以上に私たちの心に手錠をかけてしまう。
でも「〇〇な経験はたくさんしてきた。もう十分だよ。〇〇な自分を卒業します。ありがとう」と自分に言ってあげることで、
過去に囚われている自分を解放してあげることができると自分の中でかなりスッと腑に落ちた。手放すと同時にその思い出に感謝する。そこまでできたら、次は新しい自分の設定を潜在意識に上書きすればいいんだ。
いろんな潜在意識、無意識の本を読んできて、その時その時で心に残るものはちがう。
でも色々と学んできたからこそ、深い部分で理解できる瞬間がある。
今回も何気なく手に取った本だったが、出会えてよかった本だった。
Posted by ブクログ
直感を大事にするタイプの人間にとって、無意識下での判断が人生を左右する。その潜在意識をより良い道へ、より幸せに向かって判断できるように無意識にもっていきたい。苦しい、辛い状況でも習慣的に幸福を探している人は例え辛くとも、1秒、1時間、1日、1週間の中で自分自身の幸せを追求し続ける。これが最高の人生を生きる方法なのだと感じた。
素晴らしいと感じたメソッドをいくつか紹介したい。
でもを書き換えるメソッド
美味しいご飯をいっぱい食べたい。でもお金がないからできない。→お金がないからできない、でも美味しいご飯をいっぱい食べたい。
脳の働きで意識の終点を現象下するというものがある。今の積み重ねを生きているのが人間であるので、いつだって最後の部分が今にあたる。この部分を大切にしたい。
他にも、ノージャッジメソッド、右脳を使ったちょっと先の幸せメソッド、フィフティフィフティメソッドなど気分が軽くなる方法が沢山記述されている。
Posted by ブクログ
黄色、黄色、黄色と念じればレモンだ!
潜在意識には、否定形はない。
何をしても何を見ても、幸せだな〜も習慣。
今から数時間後の幸せなやうれしさを想像する。
お金のデザインを書く事できる?
人へのごちそう、余裕と喜びの表現
Posted by ブクログ
無意識は「無」てあるが無いわけではなく、いつもそこにあるものであるとあった。
無意識とは何か?
よく、無意識(潜在)の方が9 3%位、意識(顕在)が97%位のため無意識を使う事の威力が書かれている本がたくさんある。
なのでなんとなく無意識を無意識のままに操ろうのようなメッセージに聞こえるが、それでは結局無意識なのであまり効力を発揮しない。
無意識を意識化に持っていき意識できるようにすることで思った事を実現しているのではないかと感じる。
だからこそ本書の中でもいろいろなことをまずは7日間やってみると伝えているのだ。
7日間続けることでそれを意識している状態を習慣化により無意識に持っていくことがポイントである。
これ系の本はよく読んででおり、内容に真新しいものはなかったが、まず7日間やってみると言うすべてのメソッドの最後にこのメッセージがある事はとても納得できた。
Posted by ブクログ
オーディオブックにて。あら?もう終わり?と思ったぐらい、ライトな量かつ内容です。
本文には軽い表現が散りばめられているので、その部分のためにナレーターさんを起用しているが、冒頭と末尾に登場される著者ご本人の声も落ち着いていて聞きやすいので、全編ご本人でもよいです。
考えすぎて頭が凝り固まってるかなーと感じるときに、さらっと読み流す(聞き流す)だけで、ほぐしてくれるかも。
Posted by ブクログ
ゼロか100の世界で生きない。中間を認める。
笑うかわりに口角を数ミリ上げるだけでいい。
肩甲骨を数センチ寄せる。
ヒトはできない理由を探してやらないだけ。
眉間にあるA10神経を活性化することでやる気が出る。
悩みは、お金(仕事)、人間関係(恋愛を含む)、健康、の3つしかない。足りない、という不足感に悩んでいるだけ。今、を考えれば足りないものはない。
お金を使う=幸せになる。なぜならヒトにご馳走やプレゼントすることは余裕の現れだから。
幸せ、を味わう時間を1秒でも長くする。
Posted by ブクログ
意識と無意識、潜在意識と言われる事について、著者の体験を踏まえて書かれていますが、内容としては読みやすい印象です。本人の意識する部分について焦点が当てられている感じですが、あとは読者がどのように捉えるかだと思います。この手の内容は、読んですぐに効果が感じられるとは言えませんが、文章の合間には体験出来る話が書かれているので、それを真似てみるのも良いかもしれません。
Posted by ブクログ
心の問題を心だけで解決をするのではなく、心と体は対になっているという点から、体を心地よくすることで心も心地よくしていく(逆に、心を心地よくすることで体も心地よくなっていく)という視点。安田隆さんの「波動干渉と波動共鳴」に一部つながる主張があると思う。
Posted by ブクログ
心を良い状態に保つための幾つかのメソッドを紹介している。
口角を上げてみたり肩より上の方でガッツポーズを取るなどの簡単にできそうなものから試してみたい。
耳たぶや親指を揉んでリラックス。
繰り返すうちに脳もアクションと心との関連性を学習してくれるのではないだろうか。
自分の中にある感情や思考は実は、ただ起きたことに対して反応しているだけ。
潜在意識を味方につけて幸せな気持ちになろう。