【感想・ネタバレ】バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴のレビュー

あらすじ

悪魔祓いの補佐としてドイツに赴いたロベルトだったが、駅で連日同時刻に死者が出る連続不審死をはじめ、異常事件が頻発。街全体が混乱する中、平賀は調査のためと言って姿を消す。やがて驚愕の真相が明らかに――!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 今度の舞台はドイツ。ヒトラーの独裁が行われていた国だけあって、予想通り黒幕はナチスの残党たち。さらに、ネオナチ組織の壊滅を目的に結成されている「シオンの掟」のマギー神父が助けに来るなど、過去のキャラが出て来て少しうれしかった。ただ、今回の話も黒幕の存在は明かされるものの事件の根幹を解決するようなことはなかった。そろそろ伏線や敵キャラとの決着をつけて欲しいと思うところ。筆者の先生がまとめるのに自信がある、というのを信じています。

 今回のトリックの鍵は「音」であり、身近にもこのようなトリックでビルが崩壊したり、と想像できるトリックであったので恐ろしかった。ただ、もう一つの事件は音による洗脳、ということで、「またか」というかんじだった。しかし、その洗脳の導入としてはネットや携帯機器を使用しており、近年のカルト事情を取り入れているのは読んでいて納得させられるところはあった。

 また、この話では、悪魔の正体は爬虫類だったとしており、興味深い説だと思った。

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2015年12月21日

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ネタバレ

エクソシズムの話で、前半のいつも以上にオカルトな展開から科学的な話になってくるのはやはり楽しいです。今回もまた実験による証明シーンが好きでした。

平賀家のやりとりにほっこりしました。平賀さんも平賀パパも自分の好きを推してるの可愛い。
リフォームの話だったり、悪魔を飼いだしたりと相変わらずマイペースな平賀さんが好きです。
今回もシン博士の地雷を悪気なくぶち抜いていたし、2人の距離は一向に縮まらない気がして笑えます。

終わり方怖くて満足。また厄介な敵対組織出てきたなとは思ったけども(笑)この人達はまた出て来るのか、もう出ないのか…続きを読むのが楽しみ!

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2018年04月19日

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ネタバレ

今回はロベルトのエクソシストデビュー。なので奇跡調査ではありませんが面白かったです。平賀が少しだけでも家族と過ごしている風景も書かれていてとても良かった。しかし相変わらず平賀がマイペースでロベルトが振り回されつつ…悪魔憑きの事件からテロ事件に発展していく様はとても面白かったです。毎回「なるほどわからん」状態で科学捜査結果を読むのですが、今回はわりかし何となく理解出来る内容でとても楽しめました。エクソシスト系の話も好物なのでなお。
事件は解決したものの、真相は警察に…という終わりだったので若干物足りなさを感じるかもしれません。ただ、平賀とロベルトが考察していた「魔界」についての一説を出した終わりは良かったのではないでしょうか。
恒例冒頭の平賀とロベルトの食事は、やはりいいものですね。

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2016年01月02日

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ネタバレ

悪魔祓いの話。なんだかとても面白かった。
悪魔と思しき存在が腹でぴくぴく蠢いているから、外科手術で切除しようと考える平賀が斬新すぎる。圧倒的悪魔超常現象に思えていた事柄がわりとなんでも科学で説明できてしまったのがすごい。この世界は、超常現象ありな世界観だと思っているので、最後までどっちだろうと思ってた。

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2015年11月06日

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ネタバレ

アンフィスバエナ。見たくないけど見てみたい。
ネットで検索する勇気がなかった笑
結局悪魔つきではなかったが、悪魔祓いの話も見てみたいなぁ。サウロとジャンマルコの話とか。

あと、平賀家のお父さんの名前が判明。壬さん。
良太くんが、「ロベルト神父の所に行ってあげて。」と言って平賀はロベルトの所に行くわけだが、久しぶりの家族再会だったのにもうちょっと良太くんといてやれよ、自分も久しぶりだって楽しみにしとったじゃんと思いつつも、ロベルトが同じようなことを言うと、「家族は逃げませんから」って、うわ、眩し。

お気に入りのシン博士も少しだが登場。
彼の「ひいっ」はもう定番になってきた?ような。
平賀〜、もうあんまりシンさんを虐めないであげて笑
平賀のデリカシーのなさな対応で、いつもわなわなするシン博士。
2回目の連絡?の時に、カメラにうつったのがアンフィスバエナで死ぬほどビックリしたんだろうなぁ。。
可哀想に。。笑

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2022年10月16日

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ネタバレ

 相変わらずの「会話」とは思えない怒涛の蘊蓄語りと、ラストの種明かしの畳みかけるような最新兵器・機器ラッシュに、いっそ安心感を覚えるようになってきました。トリックの実現の可否や無茶っぷりはおいておいて、よくもまあここまでネタを思いつくものだと感心させられます。今回は胃に寄生するミミズトカゲと、ネットと音楽を介した人体への攻撃というトリックが面白かったかな。

 そして相変わらず、平賀が出てきて科学捜査にのめり込み出すとホッとする&シン博士の反応に癒される……。
 新登場のジャンマルコ神父は頼りがいのあるいいキャラですが、はてさて、どこまで信用していいのかな……?

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2022年02月19日

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ネタバレ

第10弾
プロローグ 警鐘
第一章 エクソシスト達の受難
第二章 受肉した悪魔
第三章 謝肉祭の夜
第四章 魔術結社と灰色の水曜日
第五章 崩壊のSIGNAL
第六章  幻のヴォルペルティンガー
エピローグ 机上の悪魔祓い

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2017年09月23日

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ネタバレ

シン博士が哀れ。。。
ロベルト神父も、頭は良いけど感性は割と一般的なのだろうか。
エクソシストになった時のストレス半端なさそうな。。。

平賀神父のリフォームの実態が明らかに。
彼のホウレンソウの出来なさ、マイペースっぷりが今まで以上に目立った回でした。。。

今回は結構ロベルト神父引いていなかっただろうか。

ドイツで対ナチスという事であの神父の久々に登場。
魔女狩りや周波数など、割と分かりやすい題材だっただろうか。
リアルでもドイツは難民に対し、受け入れたがやはり反発は大きいというし
ユダヤ人の時みたいにはならないだろうけども
今作のように不満運動に繋がりそうで怖い。。

というか、毎回真相は解明するけれど
敵には逃げられるというか、割とそのままというか。。。


あくまでも彼ら二人は奇跡を調査する担当であって、
一応報告はしているだろうし、上層部はその後も追跡調査しているのだろうか。

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2017年08月09日

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ネタバレ

【ネタバレあり】



バチカン奇跡調査官10作目。
今回の舞台はドイツ。ドイツの街並みってRPGの世界みたいで素敵。ナチスの歴史や、呪いの蘊蓄が興味深かった。事件自体はいつものトンデモ…いや科学的説明により一応の解決を見せるけれども、ヘンリエッテの異変はそれだけでは説明できないところがあったように思う。携帯を使った洗脳や、低周波による洗脳はどちらももしかしたら本当に起こり得ることなんじゃないか?と思うと、恐ろしかった。
今回も黒幕には逃げられてしまい、黒幕的存在がどんどん増えていってるんですが、そろそろ淘汰されて行ってほしい。

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2017年07月14日

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