あらすじ
稼げる事業の生み出し方!
250のプロジェクトに参画、5000人の企業人を成功に導いた“シナリオ・プランニング”の第一人者が指南。
ヴィジョン策定、競合分析、新規事業創出......“未来”が見えれば、すべてうまくいく!
現代企業の豊富な成功事例、失敗事例を分析したビジネス読み物!
・富士フィルム vs.コダック
・クックパッド vs.キッチンコンピューター
・ボーイング vs.エアバス
・クロネコヤマト vs.国鉄・郵便局
・iPhone vs.ニュートン・メッセージパッド
・テスラモーターズ vs.フィスカー
シナリオ・プランニングとは、起こりうる複数の未来を想定し、その後の企業の戦略にまで“つないで”実利を上げるための思考法。単なる世の中の未来予測にとどまらない、企業としてリアリティのある戦略や儲ける仕組みまでを考えるものです。本書では、現代の企業の多くの成功事例・失敗事例を通して、シナリオ・プランニングの本質をお伝えします。先が見えない時代において、みなさんの仕事力を高め、会社の業績が大きく上向くきっかけとなるでしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
未来を読むためのフレームワークなどが語られています。
PESTからSEPTEmberへ、そしてFUSIONフレームワークなるものまで。
フレームワークを使うというのもあるが、そこで示される観点で未来予測をしていく必要はあります。
Posted by ブクログ
未来を予測するにはアウトサイド・インで時代の変化を感じ取ることが重要であると著者は主張します。じゃあ具体的にどういうことなのかを、これまでヒットを出してきた事例をもとにその背景を解き明かしていきます。読み物としても面白い。
Posted by ブクログ
シナリオプランニングに精通する著者が現代企業の成功、失敗事例を踏まえて利益を上げることのできる未来の想定法を書いた一冊。
本書を読んで未来の戦略を考えるうえでマクロとミクロの視点をバランスよく使い分けていくことの重要性を勉強することができました。
マクロの視点からは顧客の行動にフォーカスしてAなのにBといった十分条件を備えて想定外な体験を起こすことや産業のバリューチェーンやターゲッティングなどに関しても具体的に想定していくことがシナリオプランニングにおいては重要であることを感じました。
ミクロの視点からは顧客にとって未充足ニーズを探し、近視眼的に自分たちの強みに着目せずアウトサイド・イン思考を大事にすることを学びました。
本書を読んで様々な企業の事例をもとに未来を想定していくプロセスが学べいい経験ができました。
また本書はアタマを柔軟にして具体性を高めて未来を創造していくための一助となる一冊でした。
Posted by ブクログ
未来をどう予想するかという本。
ものすごか使える内容というよりは、大枠として考え始めるとっかかりとして使えるかなくらい。
大体が既存の当たり前のマーケティング理論(5forceとか)だった。