あらすじ
「足を開け」 憧れの看板官能小説家・天堂近衛の担当編集者になって五年。若葉は自分の身体を近衛に差し出して原稿を書いてもらってる。特にセックス描写に関して近衛は、嫌がる若葉の胸をいじり、後ろに指を入れて身体の反応を確かめようとする。感じてしまう自分がいやだった。「私の小説に協力してくれ。おまえが必要だ」絶対に逆らえない殺し文句で近衛は若葉を嬲る。近衛の仕事のためだって分かってるけど、胸が苦しくて…。龍×紅葉のラブラブ番外編も収録v
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Posted by ブクログ
若葉は、売れっ子の官能小説家である天堂近衛の担当編集者になって五年が経っていた。
何でも確かめずには原稿を書けない近衛に言われるがまま、近衛にいいように扱われいた。
今度、近衛が取り扱うテーマは肛虐小説と言われるジャンルの小説で、読んで字のごとく、女の人の肛門を責める小説である。
今までそのジャンルの小説を書いたことのない近衛は、若葉の身体を使って「肛門で本当に感じることができるのか実験させろ」と迫ってくる。
若葉は感じてしまう自分が許せなくて、必死で抵抗するものの、「私の小説に協力してくれ。お前が必要だ」という殺し文句についつい流されてしまう。
そして、ついに「しない」と言っていたのにも関わらず、近衛は若葉に最後までしてしまう。
若葉をショックを受けるものの、なかったことにするために翌日、いつもどおり振る舞う。
それというのも、編集者としてはもちろんだけれど、若葉が編集者になったのは「天堂近衛に憧れて」という気持ちがあったからだった。
という話です。
ちなみに、この話本当に大体ここまでで終わってます。
すっごく消化不良。
終わった瞬間、ガーン……となってしまいました。
その代わり、と言ってはなんですが、「官能小説家シリーズ」の今までの主人公カップルである龍と紅葉の話が1/3ほど入っています。
こちらは相変わらずのバカップルでとっても安定しているので、特に何事もなく、今回は龍の勤め先でいちゃいちゃしていました。
どうせ読むんなら、ちゃんと続きの話を買った上で読むことをオススメします。