あらすじ
ミステリー最前線で活躍する作家43人が惜しげもなく披露する、極秘の執筆作法。作家志望者、ミステリーファン必読の書。
日本推理作家協会 編著
赤川次郎/東直己/阿刀田高/我孫子武丸/綾辻行人/有栖川有栖/五十嵐貴久/伊坂幸太郎/石田衣良/岩井志麻子/逢坂剛/大沢在昌/乙一/折原一/恩田陸/垣根涼介/香納諒一/神崎京介/貴志祐介/北方謙三/北村薫/北森鴻/黒川博行/小池真理子/今野敏/柴田よしき/朱川湊人/真保裕一/柄刀一/天童荒太/二階堂黎人/楡周平/野沢尚/法月綸太郎/馳星周/花村萬月/東野圭吾/福井晴敏/船戸与一/宮部みゆき/森村誠一/山田正紀/横山秀夫
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有名作家のアイディアの出し方
有名なミステリー作家さんたちの
ストーリー構成やアイディアの出し方が語られています。
とにかくまず観察し、多様な物に目を向けること、興味を持つことの大事さに加え、『終わりから考える』ことによって、物語が破綻しないテクニック等がかかれています。
Posted by ブクログ
作家がどうやって作品を構成しているのか、意識的にせよ無意識的にせよ、そのテクニック、構造を作家自身が語る。
「若い男を見た」というセリフ一つとっても、誰が語っているかによって印象を変えることができる。という説明が印象的だった。
退職寸前のサラリーマンの視点か、あるいは婚期を逃した四十代の女の視点かによっても読み手に与える印象はまるで違う。
600ページ超で二段組みと、内容は長い。
ミステリーに限らず、物語を構成する上で参考になる(いつ役に立つのか?)。
ただし、作家志望への作家からのアドバイスより。
綾辻行人「例えば『ミステリーの書き方』のようなHowTo本はあまりあてにしない方が良いと思います」
そんなぁ!