あらすじ
「私は教師でも牧師でも神学者でも何んでもありません」。内村の思想・行動の中核をなす信仰とは学問的真理ではなく、自身の生に根ざした「事実」であった。なぜ信じるのか、なにを祈るのか――1900年、「ただの普通の信者」として率直な言葉で語られた理想的人間・社会論は、今なお新鮮である。(注・解説=鈴木範久)
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Posted by ブクログ
無教会主義者、内村鑑三によるキリスト教観。世紀末にあって激動しつつある世界情勢を俯瞰し、孤高の信者としての独白。現代社会のキリスト者に読み継いで欲しい作品。
自分の宗教観はもってないつもりでした、でも、内村鑑三の「宗教座談」は、
時折、迫真の論理で自分の人生に痛打を加えるのです。これでもか、これでもか、と。