【感想・ネタバレ】料理ができる男は無敵であるのレビュー

あらすじ

「料理ができたほうがいい」と思っているけれども、なかなかチャレンジするきっかけがないという男性は多いもの。
本書では、男子料理研究家として料理教室「メンズキッチン」で20代から70代までの生徒を指導する著者が、
「男の料理」に秘められた底力を解き明かします。
そして、どんな男性でも必ず料理の腕は上がるということをお伝えしています。

「料理はむずかしい」というのは、思い込みに過ぎません。
少しのコツを押さえるだけで、すべての男性があっという間に料理ができるようになるのです。
また、料理をすることで目標設定力や段取り力といった仕事にも通じるスキルが磨かれます。
さらに、単に自分のスキルが上がるというだけでなく、「男の料理」は周りの人にも幸せを運びます。
料理のできる男性がまだまだ珍しいからこそ、その意外性に周りの人は心動かされるのです。
そのほか、脳トレやダイエット効果も料理で得ることができます。
さまざまな面で自分を高められ、さらに周りの人も幸せにできる。料理ができる男性は、まさに「無敵」なのです。


*目次より

第一章 「男の料理」は人生を変える
第二章 男は料理で磨かれる
第三章 なぜ料理ができる男は、仕事もできるのか?
第四章 「男の料理」で周りの人も幸せになる
第五章 料理を始めるその前に――三日坊主にならないための「男の料理」心得
第六章 簡単・豪華・楽しい!「男の料理」実践編

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Posted by ブクログ

料理ができる男は無敵である
著:福本陽子

男性だからこそ、料理ができたほうが絶対いい。なぜならこれまで料理をしてこなかったからこそ、料理を通じて磨けるスキルというものが存在するからである。意外かもしれないが、料理をすれば、同時処理スキルや段取り力、創造力といった仕事に直結するスキルも磨くことができる。「仕事ができる人は料理もできる」とよく言うものの、料理を通じて「仕事ができる男」になることも可能である。

本書の構成は以下の6章から成っている。
①「男の料理」は人生を変える
②男は料理で磨かれる
③なぜ料理ができる男は、仕事もできるのか?
④「男の料理」で周りの人も幸せになる
⑤料理をはじめるその前に
⑥簡単・豪華・楽しい!「男の料理」実践編

私自身、毎日料理をすることはないものの、土日特別な日には妻に変わって台所に立つ。味はどうかはわからないが楽しく料理をしている。

料理をすることでもちろん料理の難しさを知ることになるものの、より大切なことに気付くことも多い。

料理はおいしいものを提供するだけが全てではない。相手のために作るのであれば、相手を満足させることがひとつの目的にもなる。

自分軸で出来上がった料理を自分のタイミングで味わさせるだけが料理の良さではない。

相手が何を食べたいか、どのタイミングで食べたいのか、どれだけ相手を思ってつくるのかも時には大切なのかもしれない。そして何よりは作りっぱなしにせずに台所やシンクをピカピカにするのが喜ばれるのかもしれない。

料理そのものと背景を考える。料理を知ることでわかることは多い。

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2021年11月23日

Posted by ブクログ

なぜ男が料理をするべきなのか?を様々な角度から説明する内容が8割、最後の2割がどうすればよいのかの解説。

納得感はあったが、個人的には上記の割合は逆でも良かったかなと。料理するメリットは頭の中ではわかっている、でも、一歩を踏み出すハードルが高いのが現実。

その一歩をどう下げるのか?といったところにもっとフォーカスしてくれても良かった。筆者の持論は、週末のちょっと見栄を張るための料理(夕食のハンバーグ)から始めること。

個人的なハードルは、なかなか食材を買っても使い切れないことや、コスパが低いことだったが、そこへの踏み込みはあまりなかったのが残念であった。

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2019年12月31日

Posted by ブクログ

男だからという括りをする必要はないと思ったけど、料理を学ぶメリットには納得感あるものが多かった。メンキチ行きたい〜!

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2019年09月22日

Posted by ブクログ

行きがかり上、料理に手を染めなければ、手にしなかった本。料理をしていて実感するのは、料理は「段取り」「準備」「マルチタスク」であるということ。まぁ、この3つはイベント運営にも通じる。電子レンジなし、コンロは2つ、包丁さばきは無手勝流の劣悪環境。この3つの障害を抱えながら鼻歌交じりで、絶妙のタイミングで全品を食卓に並べ「さぁ、お食べ!」と、そんな離れ業やってみたいもの。まさしく無敵だ。ある日、「オレ、無敵になってる!」と実感できる時の到来を信じて、厨房に籠るのみである。

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2016年09月13日

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