【感想・ネタバレ】鼻下長紳士回顧録 上巻のレビュー

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感情タグBEST3

購入済み

大好きな絵

誤解を恐れずに言うと、めちゃくちゃ好きです。安野モヨコのこういう作品。エロくてやばくて、深い。そしてすごくどの絵もキレイ!「プレイに名前がついている物はそれだけ一般的」みたいなセリフ、なるほど。時々定期的に読み返しては安野ワールドのパリの空気に浸りたくなる。「棺桶野郎」とミニョの関係が好きです。

#切ない #エモい #深い

1
2021年09月25日

購入済み

安野モヨコワールド

久しぶりに安野モヨコの作品を読みましたが、やはり世界観が好きだなと思いました。本作は変態という言葉の奥深さや女性の強かさを感じました。

#エモい #深い #タメになる

1
2021年07月25日

Posted by ブクログ

公認の娼館で働く女性の、生きるための交わいの物語。明るさと生きるための泥くささ、さすが安野モヨコ先生です。
表紙だけでも、面白さが伝わって来ます。

0
2022年09月09日

これな

風俗じゃなくてもっとマニアックな世界だな

変態って何って考えたり退廃的な空気はやはり風俗っぽかったり

#ダーク

0
2021年04月29日

Posted by ブクログ

20世紀初頭とおぼしきパリの娼館に出入りする様々な男女をめぐる物語。
まるで文学作品のような格調高さ。
学園青春もの、ラブコメ、児童向けファンタジー、男勝りに働く女性のお仕事もの等々、非常に幅広い作品を描く作者の範囲がさらに大きく広がったことに驚嘆した。
まだ、下巻が出てないようだが一日も早い出版を望む。
あと、本書とは全く別作品だが「監督不行届」も続巻でないかしら・・・。

2
2018年09月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女性の美しさ。男の溢れ出す欲望。
名言出まくりの全身ビリビリ漫画。

舞台は20世紀初頭のパリ。

変態達が集う娼館
"メゾン・クローズ「夜の卵」"

「変態とは」
目を閉じて
花瓶の形を両手で確かめるように
自分の欲望の輪郭をなぞり
その正確な形をつきとめた人達のことで、、
(1巻 CHAPTER1)

ページをめくるたびに吹き荒れる名言の数々。
そして、、 安野モヨコ先生のステキな絵に
引き込まれていきます。

「本当の変態とは
名付けることのできない
欲望を抱えた人間のことを言うんだ」と、、

あっぱれです。
ここまでいくとカッコ良さすら感じられる。

そこに終わりは無い、、
欲望の為の物語は完結しないのだと、、

何が現実で。
何が妄想なのかは誰にも分からない。

「この世の大抵のことはそういうプレイだって思えばしのげる」

主人公のこの一言にしびれた。惚れた。

あらためて、安野モヨコ先生の凄さを実感。

1
2022年02月05日

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むせかえるようにきらびやか

さすが安野モヨコ、調度品や娼婦たちのコスチュームなど、彼女の筆致で丁寧に描かれている。女たちは明るい、しかし表紙からも醸し出される、アンニュイな空気がおおっている…

#切ない

1
2021年11月09日

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ロートレック

「20世紀はじめ」というストーリーの時代設定のためかロートレックを思わせる絵のタッチが素晴らしい。ストーリー内容は複数のカップルが絡んでるせいかやや複雑であるがどの組み合わせもそれなりに楽しめる。ただあまりのめり込むことはできない。

1
2021年10月06日

Posted by ブクログ

「変態とは

目を閉じて花びんの形を両手で確かめるように自分の欲望の輪郭をなぞりその正確な形をつきとめた人達のことである」

変態ってのは自分の中のニッチな欲望についてとことん追求するある種求道者の様なもんで、往々にしてマジもんの変態は自分で自分をまともだと認識しているし、そうでなく「自分、変態かも」と自覚する人に限って別段取り立てて騒ぐ程の性癖を持たない。よね。

みたいなとっから話が始まり、基本的には錚々たる変態達が軒を連ねて奇妙なプレイの数々を披露し、同時にその変態性の発露をドラマチックに描く、みたいな流れなんだけど
同じ娼館モノ(何だそのジャンル)としては今だ未完の「さくらん」同様、性産業に準じる女性達の悲喜こもごもが描かれていて、私はやっぱり作者のこのテの作品が好きだなぁと改めて。

特に作中に出てくる「娼婦なんてのは贅沢が好きで部屋も散らかし放題うんぬん」みたいな一文が至言だなと思いました。

0
2015年11月29日

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