あらすじ
大病院の跡取り息子で生徒会長を務め、誰もが一目置くクールな優等生――ところが今は、よれよれの白衣姿でサボりの常習犯の不良上司!? 保健所勤務の理人(りひと)が異動先で再会したのは、高校時代の先輩で初恋の相手・及川(おいかわ)だ。十年かけてせっかく封印した想いなのに――飄々とした態度とからかい交じりの笑みで、距離を詰めてくる及川。俺のこと好きでもないくせに何故…? 戸惑う理人だけど!?
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Posted by ブクログ
日常、お仕事もの、かな。
事務系の仕事に就いてる身としては頷けることがたくさんw
物語自体は割と穏やかなのですが萌える場面、台詞も多くてよかった。
痛々しい話を読んだあとに癒されたい時におすすめしたい。
状況説明とモノローグが多いため、2人の会話シーンが思ったより少ないし、なりそめも急すぎ......
クロさんのあたりは良かったがもう少し書いてほしいです
Posted by ブクログ
区内の保険センターの事務方として派遣された公務員の理人は、久しぶりに高校時代の先輩及川に再会をする。及川はそこで所長をしていた。
高校時代、及川に密かな(相手には丸わかりの)恋心を抱いていた理人。
大好きで大好きで先輩に微笑みかけられるだけで幸せだった。先輩のたった一言ですべてが終わってしまうまでは。
高校時代、生徒会長をつとめクールな印象だった及川は京都の大学に進学し、付属病院で脳外科医としてバリバリ働いていると噂だった。それなのに、今では寝ぐせのついた髪、ヨレヨレの白衣、隙あらば交流広場で油を売っている不良職員。昔の凛々しい印象など見る影もない及川の姿に戸惑い、それでも昔と変わらず親しげな笑みを向けられれば平常心ではいられない。ちゃらんぽらんに見えて実は真摯に仕事に向き合っている姿を知ればなおさらだった。
心ない言葉で自分を拒んだくせに…なぜまた今になってこうも自分に構うのか…
真意のわからない及川の態度にドギマギやきもきしながら、高校時代と変わらぬピュアさで理人がキャンキャン吠えてる構図って悪くない。…ってか、かなり好き。
高校時代に投げつけられた言葉が全くの誤解だったことは想定内として、及川の知られざる過去が思いのほか重たかったのが衝撃だった。
再会後の『うちにカレー(甘口)を食べに来ませんか?』の件はちょっとホロリとした。
及川の理人に対する想いがとても深くて、がっついたり遠慮したりの気持ちの揺れ具合がはたから見てて、胸がきゅうぅぅとなって、『理人、理人』て名前連呼とか…もう…切なトキメく(*'A`*)
黒ラブのクロさんとのやりとりも微笑ましくて、シリアスな出来事があっても暗い方へ引っ張られない、ほんわかしたトーンで読めるお話でした。