【感想・ネタバレ】ちいさいひと 青葉児童相談所物語 3のレビュー

あらすじ

この巻に収録されているのは、東日本大震災における宮城県内の児童相談所を取材し、関係者の証言と事実を基に構成したフィクションです。
津波によって県の合同庁舎に閉じ込められてしまった児童相談所の職員たち。脱出の見込みも立たず、自らの家族の安否もわからない中、児童福祉司たちは不安に震える子どもたちや妊婦などの地域住民のケアをしていた。
そしてようやく合同庁舎から脱出できた児童福祉司を待っていたのは、それぞれが担当する子どもたちの安否確認だった。虐待の疑いがある子どもを探すため、県内に200箇所近くある避難所を回る、児童福祉司の梅原や佐藤たち。そしてボランティアとして被災地入りした相川健太が目撃した光景とは…?
サンデー本誌掲載時に大反響を呼んだ真剣ドラマシリーズの特別編、最終話までを収録!

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“ちいさいひと”の小さい変化は、周りの大人が気付いてあげないと大変なことになる。
正直、読み進めるうちに重い気持ちになり、かつ身勝手な大人に腹が立ちます。現実にもこんなことが起こっているのかと想像すると、恐怖すら感じてしまいました。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

東日本大震災では、多くの人に「被災ストレス」と呼ばれるストレスが強くかかった、とされています。
大きな被害を受けた方はもちろんそうですが、不眠不休で対応を行わなければならない公務員、行方不明者の捜索を行う消防や自衛官、救急処置を行う救急隊や医師などにも、強くそのストレスはのしかかり、長い時間をかけて精神を病んでいくと言われています。
(実際、被災地の公務員の離職率は、震災から1年以上経ってから高くなるそうです)

今作は、東日本大震災で被災した地域で働く「児童相談所の職員(児童福祉司)」にスポットを当てた作品になっています。
職員がどういう思いで仕事をしていたのかという面もそうですが、避難所の子どもたちが津波の被害を乗り越えていくシーンなどは、実際の被災地でも起きていたことで、とてもリアルに描かれていたのではと思いました。

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2018年02月16日

Posted by ブクログ

児童福祉司 奮闘記

涙がでた。

こどもたちはおれたちの未来ですから。
おれが守るべき未来がまってますから。

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2012年11月16日

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