【感想・ネタバレ】碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 5のレビュー

あらすじ

摂政となったシェプストは積極的に遠征し外政へと力を入れる。しかし「女」の為政者という存在は一笑に付されるばかりで、彼女は今まで以上に苦しみを味わう。そのころ宮廷では、現ファラオのトトメス3世にふたつの影が忍び寄っていた。シェプストの側近ハプスネブと、野心家の乳母イプ。幼い王に近づく、ふたりの狙いとは……?
3500年前に実在した、史上初の女王・ハトシェプスト。第5巻、ついに男装が彼女の正装となる!

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Posted by ブクログ

男装のファラオ・ハトシェプスト誕生の5巻。
理想の政治へと邁進し続ける彼女の道行は順調のように思えるが、常に不穏をはらみながら進んでゆく。

なによりトトメス3世の周囲の存在でしょうか。
父性からも母性からも遠ざけられてしまった形の少年の心にぬらりと入り込んでくる、サトイアフとハプスネフ。
ここでハプスネフが自身の野心を成就させるべく、シェプストの下を離れた感があります。

崖の上で夜空を眺めたあの一夜が、最後の平穏な思い出になりませんようにと願うばかり。



巻末おまけで、メジェエド大人気について語られてます。何がどうしてそうなったのかよく知らず、P5のせいだと思ってました。
ぜんぜん違うじゃないか。

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2019年04月30日

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