【感想・ネタバレ】もののけ犯科帳 吸血鬼にゃあにゃあのレビュー

高橋由太

最近のお江戸は物騒だ。夜明けに血を吸われたお嬢さんの死体が転がっていたりする。化け猫のしわざでは、と町人たちに疑われる雷獣クロスケ。しかしその昔、京都でも“吸血鬼”なる魔物が出たことが。まさかその“吸血鬼”が江戸に……？ さらにお園に言い寄る謎の異国人や、ヘタレ仁科(にしな)に相棒が登場などなど、いつもの面子に事件続出！ 花のお江戸を妖怪から守るため、妖怪改方の刀弥(とうや)たちは立ち上がる！ （改題『雷獣びりびり?クロスケ、吸血鬼になる』）

[ブクログ · ★★★☆☆]

「大江戸あやかし犯科帳　雷獣びりびり　クロスケ、吸血鬼になる」を改題し、加筆・修正したもの。201頁から261頁に増えている。

頁は増えたけれど、読みやすくなりましたね。そして軽～い感じが減った。（そこが気に入っていたのだけれど）
それでも、気楽に楽しむ本です。