【感想・ネタバレ】アトロシティーのレビュー

あらすじ

大学の非常勤講師でありジャーナリストの田島は、生活保護も受けずに餓死した母娘の事件を調べていた。ある日、浄水器の悪質な訪問販売に居座られている隣人の姉妹を助け、その姉妹を通して刑事の緑川と知り合う。緑川から、いくつかの強盗殺人事件に悪質訪問販売が関わっていることを聞いた田島は謎を追うが、やがて自らも奇怪な事件の渦中に巻き込まれていく!

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Posted by ブクログ

フリーのジャーナリストで大学で非常勤講師も
務める男のお話でした
餓死した母娘の事件、訪問販売絡みの殺人事件?を
追いながらのストーリー展開で読み応えありました

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2020年10月21日

Posted by ブクログ

ジャーナリスト田島が記事にした「生活保護を受けずに餓死した母娘」と、彼が偶然かかわってしまう「浄水器の悪質な訪問販売」そして、訪問販売絡みの「強盗殺人事件」など・・・最後には田島の娘を巻き込んで、スリルある展開に一気に読ませる。前作『クリーピー』同様、読んでいて飽きさせない面白さ

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2017年03月31日

Posted by ブクログ

デビュー第2作。またも恐怖がジワジワと迫り来るミステリー。昨今、テレビや新聞で目にするような事件と特異な人物、人間関係が描かれ、ストーリー展開がなかなか読めない面白さはあるのだが、どうにもスッキリしない読後感だった。その理由は張り巡らされる伏線の全てが納得する形で回収仕切れていない事にあるようだ。

大学の非常勤講師を務めるジャーナリストの田島は母娘の餓死事件を調査するうちに悪質訪問販売集団の存在を知る。少しずつ闇の世界に足を踏み入れる田島は…

なかなか面白い滑り出しだったのだが、作品全体としては前作の『クリーピー』の方が面白かった。

タイトルの『アトロシティー』とは、暴虐、非道、残虐、残虐行為、凶行という意味のようだ。

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2015年07月19日

Posted by ブクログ

古本屋のばぁさんにオチまで言われて持たされた一冊(また✖️4)

何となく誉田哲也『妖の華』みたいなスピード感。(この一冊もばぁさんより半強制)

半グレ集団と警察の狭間で事件に巻き込まれるジャーナリストの話なんだけど、没入感良い感じ!
ちょいちょい波があるからスラスラ読めましたが、リアリティを保たせている分、小波の連続といった感。(生意気すみません)

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

フィクションとはいえ、悪質な訪問販売はとりあえずドアを開けたらおしまいなんだなという教訓には充分。
欠落した部分を抱えた登場人物たちとストーリーに、女性の矛盾した複雑な心理の絡ませ方が上手いなぁ。でもラストのもう一歩感が拭えない。
帯の「悪意があなたの部屋のチャイムを鳴らす」は防犯ポスターの標語に最適だw

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2022年08月19日

Posted by ブクログ

デビュー作の「クリスピー」を読み、その怖さに惹かれて、2作目の本書を購入。こちらも一気読みしましたが、クライマックスはやや拍子抜けでした...。

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2016年02月23日

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