あらすじ
戦国時代――。日本史上、最も過酷な時代に、武将たちは何を考え、どう行動したのか? 時に一瞬の迷いが一家滅亡を招き、時に果敢な決断が家運の隆盛につながる。「関ヶ原の戦い」という天下分け目の決戦を中心に、生き残りをかけた戦国武将たちの明暗を解き明かす。通説はもとより、最新の研究成果も積極的に紹介しながら、堅苦しくなりがちな歴史研究の最前線を、わかりやすく、面白く紹介していく。
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Posted by ブクログ
YouTubeで動画を拝見させていただいた本郷先生の著作を読んでみたく拝読。本の中で先生は、「僕の本は売れない」と謙遜されていたが、なるほど前半は同じような登場人物が多く読みにくい。しかし、解りやすくする努力は感じられる。印象に残ったのは戦国の女性の逞しさである。戦国時代は男だけ戦っていたのではない。女だって命がけだ。中には女城主として城を統括していたものまでいた。その女城主も偶然的にちらほら出現していた印象を受けた。江戸時代が封建的なものになっていたのに比べ戦国時代はルール無用の実力主義で面白い。女だから男だからというくくりではなく、実力あるものが全体を統べる。
また戦の城のなかの描写があるのが面白い。女性や子供は、城の中で銃の弾作りに戦利品の敵の首に化粧を施す。また、その首と一緒に寝るのである。現代の感覚からすると考えられないがその時代の空気を知ることができて面白い。