【感想・ネタバレ】生き延びるための地震学入門のレビュー

あらすじ

「水、食料、防災や耐震も重要。でもさらに必要なもの、それは正しい『知識』です」
ご存知上大岡トメと、地震学博士のアネ(姉)が教える初心者のための地震学。
日本に住んでいる限り、地震は必ずやってくる。これは、避けられない。では、サバイバルするためには何が必要なのか? 水、食料、防災や耐震は、もちろん重要。でも、もっともっと必要なもの、それは正しい「知識」です。「知識」はなにより大きな備えになる!! ベストセラー『キッパリ!』の著者上大岡トメが、実姉の上大岡アネ(京都大学大学院理学研究科准教授・地震学)に聞きたいことを聞きまくり、とことんわかりやすくマンガ化、図解しました。「地震はどうして起こる?」というもっとも基本的な疑問から、「いったいこれからどうなっていくのか?」という考察まで、生き延びるための知識(=地震学)を一所懸命まとめました。「わからない」で終わらせないための、初歩から学ぶ地震学。

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Posted by ブクログ

地震が起こるメカニズムが大変分かりやすくすごく面白かった。
<メモ>
地震は海の地震と陸の地震の2種類がある。

海の地震は、海のプレートが陸のプレートの下に沈み込み、陸のプレートも引っ張られた時にできるひずみが一気に解放されて起こる。

陸の地震は、海のプレートが陸のプレートに沈み込むと陸側に力が加わる。その力がかつて地震によってできたズレ(活断層)にひずみがたまり、ズレるのが地震。

緊急地震速報:P波はS波(大きい)より早い。P波で情報を得てあとからくるS波が来る前に揺れを予測する。

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2015年03月06日

Posted by ブクログ

3.11の地震の後、「今回の地震はなんでおきたの、予測できなかったの?」という誰もが疑問に思うことを素人が玄人に聞いた話。
イラストやマンガも入っているので、難しい話も簡単にわかるように工夫されてます。
首都直下型地震や3.11の余震もまだまだ警戒されているので、防災対策として一度読んでみることをオススメします。

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2012年04月08日

Posted by ブクログ

トメさんの素朴な疑問に、アネが答えるという構成で、素朴な疑問に答えつつ、イラストも添えてわかりやすく説明されている。
また参考文献やweb siteを提示して、読者が正しい知識を得ることを助けてくれる。

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2011年08月10日

Posted by ブクログ

この本を読んで、改めて 分かったのは、地震は予知できないんだということ。分かっていたようでどこかで予知できるのではと期待していたので、悲しかった。でも、必要以上に恐れることなく、常に起きることを想定しながら暮らしていくしかないんだなとおもった。

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

この本は「キッパリ!」の著者上大岡トメが姉の上大岡アネ(京都大学大学院理学研究科准教授・地震学)に聞きたいことを聞きまくり、とことん判り易くマンガ化、図解したものです。妹の質問に姉が詳細に答えます。

「キッパリ!」などで有名な漫画家の上大岡トメさんが、京都大学で地震の研究をされているという実姉の上大岡アネとの対談や自身の漫画を通して『地震とは何か?』に始まり、地震発生のメカニズムや地球というものがどうなっているかなど、初心者が正しい知識を身につけるための入門書として、非常に面白い出来だと感じました。僕は高校時代、成績はからっきしでしたが地学を授業でとっていて、断片的に覚えていたことが『あぁ、これは確か高校のときに習ったっけなぁ』ということを上大岡アネさんの丁寧な解説を聞いて思い出しました。

一番覚えているのが断層に関するメカニズムを解説する箇所で、これは(うろ覚えですが)本当にケースバイケースで『なったときにしかわからない』ということをこれを書きながら思い出しております。最後のほうで上大岡アネ先生は『日本に住んでいる以上、地震というものは避けられない』ということをおっしゃっていて、さらにそのときに恐ろしいのが『人間の心』だという箇所にも、彼女が学者として以下に自分の研究に取り組んできたのだな、ということが本当によくわかりました。

さらに、彼女の解説を妹の上大岡トメさんがうまい具合に引き出してくれて、まったく地学のことを忘れた方も、ゼロから地震というものがどのようなメカニズムで発生しているのか?その概要を知るにはもってこいの一冊だと思われます。

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2012年03月06日

Posted by ブクログ

トメ&アネがコンビを組み
イラストは少なめだが
対談形式での文字が並ぶ
まったくの素人向けに
わかりやすくまとめてくれています。

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2018年01月28日

Posted by ブクログ

 コミックエッセイかと思いましたが文字の量が多く、絵はあるものの一章に付き二ページくらい。
 地震のメカニズムを詳しく解析し、予知は出来なくもないが未だしっかりと解明されてない不明瞭な部分が多いことなど

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2016年05月01日

Posted by ブクログ

地震が多い地域に住んでいるので興味深く読みました。月にも地震があって「月震」と呼ぶそう!知らなかった。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガ混じりの読みやすい地震本。
地震と津波について、わかっていること、そしてわかっていないことを率直に。

地震が起きたとき、津波があるかないか、どうやって判断しているのかと思っていたけれど、津波があるのは、震源が海底にあって、浅いとき、なんだそうな。
海底のすぐ下で断層がずれたとき、地殻変動によって海底が隆起したり進行したりして、それが海の表面の高さの変化になって津波が起こる。

あと、東日本大震災のとき、津波が来たのは地震の30分ぐらいあとだったので、なんとなく地震のあとに逃げるを徹底すれば津波被害は逃れられると思ってしまっていたのだけれど、当然ながら震源が陸地に近ければ津波は数分でやってくる、とか。

地震についてあまりよく知らないなぁという人は一読をおすすめします。
日本に住みつづけるのなら。

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2012年09月01日

Posted by ブクログ

地震のメカニズム、予測、対処等をトメさんとアネさん(おられたことを初めて知りました)とが、イラスト入りで分かり易く説明。3・11以降頻発しているので、よ~く読んでおかなきゃ。“備えよ常に”

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2012年02月04日

Posted by ブクログ

地震の想定は地球規模のことだから、何十年何百年という範囲でしかできないことが多い。
そして、わかっていないことがまだまだあるため、「ここなら安全」などということはいえない。長期予測の数字が低かったとしても「安全」とはいえない。まして日本はどこにいても常に地震の危険はある。
また、繰り返し述べられているのが「津波警報が出たら逃げろ」。これは何度も何度も書かれている。

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2011年08月28日

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