【感想・ネタバレ】七星のスバル3のレビュー

やめてしまったMMOには、かつて死んだはずの仲間がいた。
ゲーム最強の一角に君臨していた「スバル」のメンバーは、ゲーム中の仲間の死をきっかけにバラバラになってしまった。時は流れ、高校生になった主人公の陽翔は、仕方なく入った後継ゲームの中で信じられない出会いをしてしまう。それが、旭姫。かつて死んだはずの仲間だった。

旭姫をゲームから救うため、助け合いながらかつての栄光を取り戻していく姿に心が惹かれるものがあります。また、作中で目が離せないのはその人間関係。仲間だったはずの「スバル」は6年も経ってしまったせいですれ違いが幾度となく発生します。ですが、それらもすべて人を想う心から。誰かのために動き、その誰かの意図通りに進んだとしても、それは他の人からすると邪魔なこと。立場も地位も違えばできなくなってしまうこともたくさんあります。そういった中で、昔は感じられなくても高校生になった今なら思うことがたくさんあり、彼らは戸惑いながらも前に向かって進んでいきます。それもすべては旭姫を救うため。物語の迫力ももちろんですが、陽翔たちの複雑な人間関係にも注目です。

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