【感想・ネタバレ】ユダヤ人とダイヤモンドのレビュー

あらすじ

ロスチャイルド、オッペンハイマー、バーナト……ダイヤモンドの歴史を語る時つねに見え隠れするユダヤ人たち。「ヴェニスの商人」の高利貸しで有名な彼らは、疎まれたこの職業へどう追いやられ、そこからダイヤモンド・ビジネスに参入して覇者となったか。そして度重なる迫害の中で、小さな宝石が大きな財産として離散民族をいかに助けたか。戦略物資、工業資源でもあるダイヤモンドにまつわる古今の歴史を縦横に説いて、読者を知的興奮に導く稀有な輝きの一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
ロスチャイルド、オッペンハイマー、バーナト…ダイヤモンドの歴史を語る時つねに見え隠れするユダヤ人たち。
「ヴェニスの商人」の高利貸しで有名な彼らは、疎まれたこの職業へどう追いやられ、そこからダイヤモンド・ビジネスに参入し覇者となったか。
そして度重なる迫害の中で、小さな宝石が大きな財産として離散民族をいかに助けたか。
戦略物資、工業資源でもあるダイヤモンドにまつわる古今の歴史を縦横に説いて、読者を知的興奮に導く稀有な輝きの一冊。

[ 目次 ]
第1章 シェイクスピアが歪めたユダヤ人像
第2章 毒ガス・マスクとダイヤモンド
第3章 中世、ダイヤモンドは三流の石だった
第4章 ダイヤモンドのカットの歴史は捏造されていた
第5章 ディアスポラを支えた一粒のダイヤモンド
第6章 ユダヤ系金融資本ロスチャイルドの裏切り
第7章 ダイヤモンド王オッペンハイマーの改宗
第8章 ナチス・ドイツのダイヤモンド略奪大作戦
第9章 ユダヤ人とインド人のダイヤモンド戦争
第10章 ユダヤ人とデビアス社との微妙な関係

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2011年06月05日

Posted by ブクログ

まったく知らないビジネス、知らない世界だったが興味深い内容だった。
ある一つの観点から世界史の流れを見るという読書体験はおもしろい。世界史が好きだった青春時代を思い出した。
このテーマ、関連書籍があるなら深めたい。

0
2021年01月17日

Posted by ブクログ

ユダヤ教とキリスト教を軸にした、ユダヤ人とダイヤモンドのお話。

ダイヤモンドとユダヤ人の関わりは深い。セシル・ローズ、オッペンハイマーと。

宗教的背景が、多分に左右していたダイヤモンドビジネス。
デビアス社のやり方も非常に分かりやすく記されている。

ジュエリー業界に身を置く者として、読んで損はない。とても、分かりやすく今日にでも使える。

ダイヤモンドの歴史について、ざっと分かりやすく窺える一冊。良書。

0
2012年10月17日

Posted by ブクログ

紛争ダイヤに対する言及がないのが少し期待はずれだった。
ただ、ユダヤ人とダイヤモンドの歴史についてはそれなりに語られている。
しかし、なんとなく深みがない…。
もう少し、歴史背景を詳しく書いてほしかった。

0
2010年01月04日

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