あらすじ
季節は巡り、春風の吹く日曜日。元夫の再婚を知らされた一花。ふと結婚当時の生活を振り返り、ある思いに気付かされる。儚く灯る大切な感情を描いた表題作のほか心濡らす読みきり4作を収録。 【同時収録】おかえりなさい。/海は空を映して青い/途中の棲家/ほしのゆくえ/告白物語
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
谷川先生のマンガは久しぶり。やっぱり絵が大好きだ〜〜 読んでる間中ずっと満たされてる気がする…
色んな人の色んな選択、生き方が温かく描かれていて励まされた。現実はこんなにうまくいかないけど、頑張る子たちを見ると自分も少し頑張れる気がする。
⚫︎島から出たい女の子と憧れのバイオリニスト
「東京にいる」というガワだけでキラキラした視線を向けられてウッとなるの、分かる。内面が伴っていない空虚さが引き立つようで簡単に軽んじられるよりよっぽどしんどくなる。
衝突とちょっとしたハプニングを経て、周りに見守られていることに気付いて成長した女の子が眩しかった。
⚫︎x歳になったら結婚しようね!
こういうのをパートナーというんだろうな、普通とはちょっと違った形だったとしても。
実際問題、恋人や結婚相手にやられたらかなり複雑ではあるけど2人の関係性は羨ましい。
⚫︎父と義兄との3人暮らし
お互いがお互いを気遣ってちゃんと大切に出来ていてすごいなー。愛嬌のある気遣いはつよい。お父さんとおにいさんが可愛い。
◉姉との2人暮らしから自立するために家と職を探す女の子。不動産屋。
主人公の子の甘っちょろさにものすごーく身に覚えがあるのでピャ〜〜となりながら読んだ。見守ってくれるお姉さまが優しいね。途中の棲家というタイトルも良かった。
⚫︎初めて喧嘩した高校生カップル
2人が可愛くてただただ癒された