あらすじ
日本の昭和史は単なる歴史ではない。まさに今日の時事問題である――日本人として最低限知っておかなければならない、明治以来の真実の歴史を熱く語りかける「渡部昇一の歴史の読み方」全400ページ。朝鮮独立を助けた日清戦争、世界史を変えた日英同盟、日韓併合の誤解、満州建国の真実、南京大虐殺の嘘、従軍慰安婦の実態、日米開戦における日本外交の失敗……「戦前はすべて悪」ではなかったのである。
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Posted by ブクログ
昭和5年生まれの筆者が、明治維新後から自らも経験した戦中、東京裁判辺りまでの日本史を、戦争を軸に振り返る。
第二次大戦時の大本営の称賛こそ無いが、「自衛のための戦争」「結果的にアジア諸国の独立に繋がった」「連合国側の方がよほど残虐」という論調が強い。やや偏った感はあるが、教科書通りの歴史感だけでは本質を見落とすことがあると気づかされる。
賛否両論あるだろう本だが特に印象に残ったのは2つ。昭和に入って軍部の暴走を招いた一端に憲法の不備があったが、明治中期までは維新に関わった元老達の良識がその欠点をカバーしていたということ。そして文章にやたらと「~なのは言うまでもない」が多かったこと。
Posted by ブクログ
日本の事を少しでも知るきっかけとして、
戦後76年前に何が起きたのか興味が湧いた。
いつ日本が誕生したのか、戦争で負けて日本の歴史のどこを変えられてしまったのか?
ウォーギルドインフォメーションプログラムを知るきっかけになりました。