あらすじ
野球実況30年超、NHKのハイテンションな名物アナウンサーが、9倍楽しく甲子園を観戦できるポイントを、緩急たくみに教えます! 「怪物」「アイドル」「名監督」「ベテラン解説者」と真剣勝負してきた著者ならではの秘話も。他に、バントや三塁打の醍醐味、二ケタ背番号の魅力といった通も喜ぶ話題から、選抜選考、球場整備などの舞台裏まで。
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Posted by ブクログ
NHKの野球中継でお馴染みの小野塚アナが高校野球の魅力を語りつくす本。
一気に読めた。
江川の怪物ぶり–当時は今みたいに映像が無かったから甲子園に出てくるまでは実像がわからない–は興味深かったし、荒木大輔のダイちゃんフィーヴァーはリアルタイムで見てたので懐かしかった。
バンビ坂本の項では決勝を争った東洋大姫路の松本投手の方が好きだったこととか、荒木大輔と対戦した工藤(だったかな)が「普通のピッチャーだ」と言い切ったこととか思い出してしまった。
ただし、松坂大輔に関してはあの連投を讃えて類稀ぶりを強調しているのは賛成できない。結局のところあの酷使が松坂の現状につながっていると思えてしまうから。