【感想・ネタバレ】青の誘惑 Prince of Silva 【イラスト付】のレビュー

あらすじ

抗いようもなく恋に落ちる日が、
自分にもいつか来る。そう信じてきた──

南米の小国エストラニオの影の支配者といわれる
シウヴァ家の総帥となって一年九ヶ月。
十八歳になる蓮は、よき理解者で側近でもある鏑木の献身的な庇護のもと、
多忙な日々を送っていた。けれど、シウヴァという圧倒的な権力と、
その中心である存在ゆえに、蓮は同世代の友人をつくることもできず、
まだ恋も知らずにいた。そんな蓮にとって、鏑木は数少ない心を許せる
相手であり、鏑木と過ごした十六歳のある一夜を忘れられずにいた。
この気持ちがなんであるのかはわからない、
でも、鏑木には自分のそばにいてほしい──そう願う蓮と、
主従としての一線を越えないよう距離を置こうとする
鏑木の間には溝ができてしまう。
そんなとき、ある事件が起きて!?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かったです!!
岩本さんの作品でも、これほどジリジリ焦らしたお話しはないのでは・・・1巻では恋にもならなかったふたりが、やっと2巻で片思いになります。
攻の鏑木が惹かれているくせに主人に手を出すべからずな自制心の塊なので、受の連が可哀想なくらい思いつめています。
ちゃんとBLになってきたな~って思いましたが、醍醐味はやはり苦悩し、暴走する攻の鏑木です。
障害の多いふたりが今後どうなるのか・・・それは岩本さんですからなるようになるのは解っているのですが、焦らされます。
蓮川さんの絵もとても美しく、作品にぴったり♪
早く続編が読みたい~!!

シリーズ(2014.7月現在)
1「碧の王子」
2.「青(サファイア)の誘惑」

1
2014年07月09日

「BL小説」ランキング