【感想・ネタバレ】幽★遊★白書 カラー版 9のレビュー

1990年代、TVアニメ放送も相まって全国の小中学生を中心に一大ブームに。『週刊少年ジャンプ』黄金期の一翼を担った冨樫義博先生の霊界冒険活劇といえば――ご存じ、『幽★遊★白書』! 

主人公は、不慮の事故で死んでしまった不良の中学2年生、浦飯幽助(うらめしゆうすけ)。
霊界から与えられた“生き返るための試練”を経た幽助は、人間界で悪さをする妖怪たちを退治する霊界探偵として協力することに。
霊感の強い同級生の桑原和真(くわばらかずま)、当初は敵同士だった蔵馬(くらま)、飛影(ひえい)ら、個性的な仲間とともに、次々と襲い掛かる妖怪たちとの死闘を繰り広げる……!

とにかく出てくるキャラが一人ひとりがいちいちエモくてスルーできない。それが冨樫作品の恐ろしさです。
人間バージョン時は長髪・優等生タイプで女子と間違えられるほどのやさ男ながら、変身するとめちゃくちゃクールな妖狐・蔵馬(アニメCVは緒方恵美!)、
小柄で三白眼のビジュアル、冷たい皮肉屋なのに生き別れた双子の妹をそっと影から見守る……という設定がもう全日本人が好きなやつ、飛影(アニメCVはまさかの低音ボイス檜山修之!)、
普段はおばあちゃん姿の幽助の師匠、霊力を高めると絶世の美女に若返る玄海(若返りバージョンCVは林原めぐみ!)……。

敵キャラもしかりで、特に6巻以降の「暗黒武術会編」からは、敵の強さはもちろん、その魅力もインフレが止まりません。戸愚呂兄弟という単語には、いまだに胸をザワつかせずにはいられないという人も多いのでは?

未読の人は、絶対に読んで損なしの名作漫画。
「霊丸」をルビなしで読めるという人も、待望のカラー版でぜひ再読を!

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いくら卑怯なことをされても真っ当に戦う、桑原の男気が光りますね。
幽☆遊☆白書に数多くある桑原を好きになるポイントの1つです。

#アツい #カッコいい #アガる

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2021年09月04日

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