【感想・ネタバレ】ruin ―緑の日々―のレビュー

あらすじ

親友への報われない恋の辛さ、そして政敵から受けた手酷い暴行により、心身ともに深い傷を負ったカレスは、隻眼の公爵ガルドランに連れられて、森の都ルドワイヤにやってくる。公爵の深い愛情に包まれたカレスは、傷の癒えとともに、自らの中に確かに存在するガルドランへの想いを自覚していた。彼の立場を慮り、想いを告げることをためらうカレスだったが、ガルドランに結婚の話が持ち上がっていることを知らされ…。『光の螺旋』シリーズ第四弾!! 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。

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購入済み

読後感最高

あきらめずに読んでよかった。
名作だと思います。
前作が痛々しい分、今回は、これでもかっ、という程愛される受が見られて幸せです。

読んでよかったです。
前作「ruin-傷-」を読まれた後に読まれる事をお勧めします。

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2019年05月06日

Posted by ブクログ

「ruin 傷」の続編。
前作の重苦しく辛い物語から、救いの物語へ。
前作はカレスのライオネルへの片想いが物語の中心だったので、攻めのガルドランの魅力がいまいち伝わりにくかった。のですが、公爵として自領に戻り、ガルドラン視点で過去のエピソードなどが語られ、やっと(?)その包容力や優しさ、カレスへの想いがはっきりと見えてきて、今作ではとても魅力的な人物に映りました。
カレスが次第にガルドランへの想いをつのらせていく過程が丁寧に描かれており何度も切なさに目頭が熱くなりました。
息子のガルドランに貴族として妻を娶り子を作ることを期待している母がカレスに冷たくあたるシーンなど、カレスかわいそう…!って思ってしまうのですが、単に意地悪な人物として描かれているのではなく、それぞれの登場人物の想いがきちんと描かれているので切ないんですよね…。
その妃の言動がまさにカレスが過去に発した言葉そのものであったり…。
前作ほどではないもののシリアスな展開が続くのですが、それでも爽やかな空気が漂っているような気がするのはルドワイヤ領の豊かな森の描写のせいでしょうか。
最後は痛快でさえあります。
ファンタジーBL好きにはぜひお勧めしたいシリーズ。

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2012年08月16日

購入済み

作者買いです。

やっぱりやられた
むつみ先生のストーリーは毎回こんな悲惨で惨い主人公
痛ましい経験が洩れなくついて来る
でも読んでしまう

#切ない

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2025年08月02日

購入済み

傷ついた人間の再生物語

買ったこと、読んだ事は全然後悔がなく、面白く読ませていただきました!
ただ、あんまり物語に動きがなくてのたぎると言うのはあまりないかなぁと思います。

いちど傷ついて愛情を疑ってしまうようになった人が、新たに再生する物語としては十分に説得力がある良い物語だったと思います。
読むタイミングによっては評価5になることもあるかもしれませんが、今はこーゆーゆったりした物語ははまらなかったようで評価4です。

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2022年10月30日

Posted by ブクログ

前作があまりにもかわいそうな感じで終わったので、今回ちゃんと幸せになってよかったです。
この先生はわりと最後まで書ききるので好きです。

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2009年12月09日

Posted by ブクログ

前作に比べたらそんなにどん底ではなく、
割とイチャイチャモードなんですが、
それでも結構主人公たちが可哀想なことになってる…。

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2009年12月07日

Posted by ブクログ

『光の螺旋』シリーズ4
「ruin-傷-」続編 2段組
2002年8月 同人誌掲載作を大幅改稿

ガルドラン×カレスはこちらで完結しておりますが、同人誌ではその後のお話も有。

元々続編を楽しみにしていたのが、一度発売延期になったため余計に待ち焦がれた作品でした。
前の作品が身も心も追い詰められボロボロとなっていくかなり切ないお話でしたが…その辺は前作と今作はギャップがかなりありました。まぁ、ある意味当然なんですが。表紙どおり幸せが何より(笑)

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2010年01月14日

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