あらすじ
研究所で暮らしていた加室充絃は、天才的な頭脳を請われ、長和製薬に入社する。そこで、亡くなった兄に似た世話係の久保寺と対面し衝撃を受ける。だが、優しかった兄とは違う不躾な物言いに、充絃は最悪な印象しか感じなかった。しかし、充絃は極秘の研究をしているため、反発しつつも彼に頼るしかない。共に食事をしている時、充絃はふとしたことから久保寺の気遣いに触れる。乱暴な性格から伺えない優しさに充絃は彼への気持ちを変えていくが…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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Posted by ブクログ
鳥シリーズ2
久保寺×充絃
亡くした兄に似た世話係の久保寺に、何故か反抗的な態度になってしまう充弦。しかし、久保寺の優しい気遣いに…。
悲しい家族との関係の中で、誰を恨むこともせず生きている充弦がいじらしい。
きたざわ先生の作品
大好きなきたざわ先生の作品なので購入したのにとにかく暗いんですよ
ストーリーがキ!ュンってしたいからBL読むのにこの暗さは辛い
Posted by ブクログ
鳥シリーズ 2巻目
前作『なけない鳥〜』で冬稀の面倒をみていた久保寺と冬稀の後任の充絃の話。
充絃が人より遅くアカデミーに入っていたので、それまでの経験があり、社会性はアカデミー出身者らしくないほどある。
本人はそれを言われると平凡である、能力が劣っていると言われているような気になってしまうのだが、そうではなく。
久保寺は最初から特別扱いなどせず、むしろからかうような態度で充絃を翻弄していた。
気になっていたが、それを恋心だと知ったとき…。
前半部分では久保寺が充絃を好きになった過程が見えず、性急に抱いた感じがしたけど、書き下ろしで久保寺視点を入れ、少しは分かるようになった。
でもやっぱり、ちょっと??な感じ。まあ、いいけど。
森崎は今回もよく分からない人物だった。