あらすじ NYの日本料理店で成功をおさめた芦田夫妻は、三十年ぶりに帰国。老後をふるさと若狭で暮らしたいと考えたからだった。だが、美しかった里は、原発銀座へと変容し、過疎化の問題を抱えていた。大自然につつまれて安らかに逝きたいと願う夫婦が、ふるさととの再会で見たものは――。急激に変貌する日本に戸惑いながらも、安息の地を探し求める一族の物語。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #深い #切ない #感動する すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ 作品を読む時は、刊行年と著者の刊行時の年齢を確認し、その時代背景を思い浮かべながら読み始めています。(時代物は、作品の舞台になっている時代ですがw)。水上勉「故郷」612頁、1997.6刊行、2004.11文庫。小林一茶は年老いてから故郷(信州)に帰った。山も川も森も谷も、すべての虫や草木もが、故...続きを読む郷は生きている。故郷の有難さ。若狭の最西端、冬の浦。原発による辺境の近代化、経済発展、働き口、補償金・・・。一方で、昔ながらの風習や行事の変質。でも、いちばん肝心なのは「人間」人間の考え方であり、故郷への思い。 0 2023年12月09日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 故郷の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ