あらすじ 古い都の南、朽ちた楼門の袂で、男は笛を吹いていた。笛を吹いてさえいれば、男は幸せだった。ある春の夜、笛を吹く男の前に、黒い大きな影が立っていた。鬼だ。笛の音を気に入った鬼は、男に絶世の美女を与え、百日の間は絶対に触れてはならぬと告げるが……(「鬼の笛」)。人ならざるものを描くことで浮き上がる、人間の業や感情。民話や伝承をベースに紡がれた六編を収録した短編集。 ...続きを読む \ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります レビューを書く 感情タグBEST3 #切ない #癒やされる #胸キュン すべてのレビュー ネタバレのみ 評価の高い順 新しい順 並び替え 評価の高い順 新しい順 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 このページにはネタバレを含むレビューが表示されています Posted by ブクログ ネタバレ あやかしと人とのふれあいを描いた6篇の短編集。 どのお話も寂しさや悲しさが残る。 「ムジナ和尚」「天つ姫」が好きでした。 千早さんのファンタジーを読むのは2作目になるのですが、彼女が紡ぎだす、どこか悲しいお話が、どうやら私は好きなようです。 0 2018年08月09日 次へ 〉〈 前へ1~1件目 / 1件 あやかし草子の作品詳細に戻る 「小説」ランキング 「小説」ランキングの一覧へ