【感想・ネタバレ】マンガでやさしくわかるゲーム理論のレビュー

あらすじ

ゲーム理論は、様々な社会問題の解決方法を探るために多くの研究者に用いられていますが、その思考法は、ビジネスにおいても大いに役立つものです。複雑に見える問題であっても、「ゲーム」として俯瞰して考えることで、より明確に本質を捉えることができるようになるためです。
本書では、「囚人のジレンマ」や「ナッシュ均衡」などといった、一見難解なゲーム理論の考え方を、寂れた温泉街を舞台としたストーリーを通して解説します。問題解決力を高め、戦略的な思考法が身につく1冊です。
舞台は、さびれた元炭鉱町の温泉街・歩成町。主人公の銀次郎は、突然失踪した兄・金太郎の代わりにムリヤリ温泉旅館・桂馬屋の主人に据えられた。目新しい観光施設のない歩成町は、“ジリ貧”状態に陥っていた。銀次郎も、「仕方ない」と諦めかけていたが、そんな時、桂馬屋に連泊していた香子から「ゲーム理論」を学ぶことになり…

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと前にNHKで囚人のジレンマなどの経済心理学?行動学的なことをやってるのを思い出して、冬休みに読もうと思って買った。
意識せずに、似たようなことをやっていつつ、あらためて勉強して「そうだったのか」ってこともよくあること。
コーディネーションゲーム、ダイナミックゲームなどの理論など。
また、事態を打開したり、チームを運営するには「協力する」「信頼関係を築く」というのはどの本でも中心に据えられる基本理念である。

0
2016年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ゲーム理論の3つの要素とは、「プレイヤー」「戦略」「利得」。複雑な状況をこの3つの要素で単純化して、問題の理解や解決を図る。

具体的なステップとして、
1.プレイヤーを特定する
2.各プレイヤーの戦略を特定する
3.各プレイヤーの利得を考える。
(利得表を作成する)
4.相手の戦略を固定して、各プレイヤーの最適戦略を特定する。
5.互いに最適戦略を取り合っている状態を探す
(ナッシュ均衡)
6.短期的な関係か、長期的な関係か、考慮する。
7.状況を俯瞰して視る

0
2015年05月09日

「ビジネス・経済」ランキング