【感想・ネタバレ】「神社」で読み解く日本史の謎のレビュー

あらすじ

神社からしか知りえない“真実の歴史”がある! 神社は、日本史を動かす大きな役割を果たしてきた。それゆえに、神社に注目することでしか解き明かすことのできない「日本史の謎」がある。平清盛の出生の謎、織田信長が桶狭間合戦に勝てた要因、徳川家康が平将門を尊崇した理由など、様々な歴史の真実が見えてくる。本書は、伊勢神宮、出雲大社、鶴岡八幡宮、熱田神宮、日光東照宮、伏見稲荷大社、諏訪大社、熊野三山、厳島神社など、全国の有名神社に注目しつつ、日本史の謎を解明。ミステリー小説を読むような感覚で歴史を楽しめる贅沢な1冊である。

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Posted by ブクログ

日本には多くの神社が存在し、その歴史的由緒背景を読むととても奥深いものを感じ、日本文化を保持継承していることは素晴らしい遺産であり誇りと言える。史上では神社分離、取り潰し、併合など多くの災難にも遭っているが、特に天皇家皇族の神話など戦国時代、太平洋戦争などで燃え尽き現存しない神社仏閣、史跡なども多くの「神」に対する啓蒙が現在でも祭り事などで継承していることに興味深い。徳川時代の日光参拝に多額の費用、多くの人足と参拝者があったのことに驚愕する。
日光東照宮の造営は1年5ヶ月、のべ650万人、総工費2千億円
日光参拝19回(@譜代旗本のみ参加13万3千人、人足22万8千人、馬32万6千匹)
午前6時に親衛隊出立、将軍午前10時、先鋒から最尾まで10時間を要した参列
参拝日程は4日間、古河城、宇都宮城に宿泊、費用は20万両(140億円)

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2024年03月26日

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