【感想・ネタバレ】いっさい夢にござ候 本間雅晴中将伝のレビュー

あらすじ

フィリピン攻略戦でマッカーサーを敗走させたものの、バターン半島に立て籠もった敵を攻めあぐね、ついに大将の夢叶わず、予備役に編入された本間。敗戦後、捕虜虐待等の責任に問われた夫を救うため、妻・富士子はマニラに飛び、軍事法廷の証言台に立った――。理性的で情に厚い“悲劇の将軍”の生涯を描いた本格ノンフィクション。 解説・野村 進

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Posted by ブクログ

本間中将の処刑が、4年前に本間中将が総攻撃の命令を下した同じ月日、同じ時刻にあわせて執行されたという事実、総攻撃時の米軍司令官がマッカーサー(Dugout Doug)で、彼は既にオーストラリアに脱出していたという事実が示すものは…

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2021年08月24日

Posted by ブクログ

大東亜戦争下、連合国にバターン死の行進と呼ばれた俘虜の移送があった。その時、その場の最高司令官伝。軍人は数多くいる中で興味があって読んだので、一応の満足は得たものの他の著者のものも読みたい気がする。
あと読んでて思い出したのはアメリカインディアンの悲運を描いたディーブラウンの”わが魂を聖地に埋めよ”のあとがきで、バターン死の行進なんてインディアンがアメリカに強いられた涙のふみわけ道に比べたらピクニックみたいなもんだって言葉だった。

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2016年05月05日

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