【感想・ネタバレ】伯爵令嬢は背徳の蜜愛に溺れて【書下ろし】のレビュー

あらすじ

伯爵家の令嬢レティシアは、婚約者のフランツを亡くして修道院に向かうが、仮面の男に拉致されて森の古城へ連れていかれる。そこは女たらしで悪名高いクリストフ王子の離宮で、王子に脅かされて純潔を奪われてしまう。罪深さを恐れながらも、毎夜抱かれて愉悦に溺れていくレティシアは、クリストフが時折見せる優しさと寂しそうな横顔に惹かれ始める。しかし、フランツの死には大きな秘密が隠されていて……。

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感情タグBEST3

これぞ背徳の塊!

個人的には一押しの作品でした。
婚約者を亡くし、修道院に通い詰めるレティシア……いっそシスターにしたらもっと好みでしたが、それでも信心深い彼女が侵され、そして喜びに堕ちていく様はとても背徳的で、ストーリーも謎が気になったため、一気に読み進めてしまいました。
神と亡き婚約者に対する後ろめたい感情、それでも気持ち良さを感じてしまう体……最高に盛り上がりました。もちろんその後の展開でそれは恋へと変わっていくわけですけどね。背徳的だけど綺麗なものが好き、そんな人にお勧めです。

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2016年08月23日

本物の愛を手に入れて

亡くした婚約者を慕うあまり修道院に向かう伯爵令嬢レティシアは、仮面の男に拉致されて森の古城へ連れていかれます。そこには、女たらしで有名なクリフト王子が待っていたのです…。恋しい人のかわりにレティシアに淫らな喜びを教えるクリフトをレティシアは憎く思いますが、その心の奥に隠された秘密にやがて気が付きます。途中でそのクリフト王子の秘密が明かされるのですが、それがとても効果的に描かれています。浮気でも罪でもない、普通の恋ができるようになってよかったね、レティシア。

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2016年08月22日

だめな男ほどほっとけない

女たらしなクリストフ。でもそんなダメなところも可愛くてほうっておけない。そんな性格になったのがあんな事件がきっかけなら、なおさら。
彼のことが大大大好きな私もダメ女なのかも。母性愛に訴えかける作品だと思いました。

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2016年08月23日

ネタバレ 購入済み

婚約者の死去により、修道院へ行く決心をしたヒロイン。婚約者は思い出の中にしかでてこない上、大きくなってからは会ってないので印象がボヤケていて、ヒーローとの関係にあまり背徳な感じがしませんでした。あまり本人達が動かない間に黒幕が退場してたり、そもそもヒロインが育ててた薬草は生きてるのか最後まで気になりましたが、わかりませんでした。起こった事件の深刻さの割に、あっさりした話でした。

#ドキドキハラハラ #カッコいい #怖い

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2023年03月14日

ネタバレ

ロマンチックさ

 浮気でも、逃避行でも、その愛を貫き通すことができるのであれば、それが純愛となり得る。なんにしても、初恋の人を殺したかもしれない男に抱かれ、嫌悪するでもなく同情し惹かれていく姿はどうなのかなとは最初思いましたが。
 クリストフの背景に隠された秘密を知ると、まあそれも致し方なしなのかなとも思えてきたし、悪くない展開でした。レティシアのかわいさは去ることながら、クリストフの力強さ、強引さには少しドキッとさせられちゃいましたね。

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2016年08月18日

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