葬儀社でバイトを始めためめ(目野ゆう子)は「殺す」が口癖の先輩社員黒川に恋をします。怖いはずなのに、黒川に殺すぞと言われるとときめいてしまうめめ。どこか感情の薄いめめが、人の死に触れる葬儀を通して、「生」について考える一風変わったラブストーリーです。
主人公のめめちゃんが、可愛いのにどこか冷めていてとても良いキャラクターです。黒川さんに恋をして、自分の過去を見つめなおしていく彼女の姿には、どこか自分の人生について考えさせられるような気持ちになります。
「めめんと森」というタイトルは、「死を思え」というラテン語の「メメントモリ」から来ているようです。最初はなんで森?と不思議になるんですが、最後まで読むとなるほど~!という気持ちになるので、冷めているようであったかい、生きている人たちのラブストーリーをぜひ読んでみてください!
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