【感想・ネタバレ】さよなら流星ガールのレビュー

あらすじ

北海道のある町で、同じ日同じ病院に生まれた僕と茉莉(まつり)。家もお隣さん同士という、絵に描いたような幼馴染の僕たち。唯一の違いは“健康な体”で生まれてきたかどうかだった。 いくら星に願っても、神様は茉莉の病弱な身体を治してくれる気がないらしい。けれど彼女はその小さな体じゃ足りないほどの好奇心に溢れていた――。 入院生活での熱心な読書が災いし、ちょっとどうかと思う理系女子に成長した茉莉は、いつも僕を振り回してばかり。ただ、僕には言えない大きな秘密を抱えているようで――。 これは、きらきらの恋をし、やがては消える少女と僕の、刹那に輝く星のような物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品は読んで良かったと思う。作品の世界観はとても儚く、脆そうなのだが文章はしっかりとそして、ずっしりとした力強い。このギャップに驚かされる。私自身も持病をいくつか抱えており、茉莉の気持ちは痛いほどよくわかるので少しだけ感情移入をしてしまった。つらいし、苦しいが乗り越えるしかない。終盤の茉莉の言葉に私は救われた気がする。

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2014年06月17日

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