あらすじ
批判をされないということは、何もしていないということだ!
あの時、私は何を考えていたか――?
1999年に東京都知事に就任して以来、3期プラスαの約14年間に実施した政策は枚挙にいとまがない。複式簿記・発生主義の会計制度の導入。都レンジャー(自然保護官)の立ち上げ。ディーゼル車排ガス規制。羽田空港再拡張事業。臨海副都心開発。不法移民対策・歌舞伎町浄化作戦。東京マラソンの実施。東京オリンピック招致運動……その足跡は、首長のやる気一つで住民の暮らしが一変することを証明した歩みでもあった。
ついに明かされる石原都政の舞台裏。
「比類なき権力」を預かる責任と苦悩。
脱官僚と変革に身を捧げた14年、魂の記録!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
新市場の責任問題で名前が挙がってる著者。
長くやってただけあって色々手がけたんだなーと感心する。
様々な裏話がでてくるがとりあえず役人嫌い、民主党嫌いが徹底してる
Posted by ブクログ
右翼に偏ってはいるが、政治家とは?の本筋をついた書籍。
1中曽根首相からのアドバイス
①大統領型の都政をしろ
②財政再建をしろ。人員削減をしろ
③教育の破壊的な改革を。中央政府をリードしろ
④対外のメデイアには、影武者や仕掛け人を揃えろ
2,神奈川県知事は、政令指定都市が3つあるせいで、県知事の検眼が思いのほか少ない。
Posted by ブクログ
沖ノ鳥島視察、尖閣列島との関わりについての総括を読みたくて購入。しかし書いてあったのはすでにメディアで彼が話している表面的なことだけ。裏話的なことを期待していたのだが、ページが足らなかったらしい。
ほかのトピックにしてもそうだ。横田軍民共用化、オリンピック誘致、築地の移転。これらも記述が足らなかった。
慎太郎氏が語り、編集協力という形で、作られた本なのだと思う。本人がしっかり書いていれば、もう少し内省的になったのではないだろうか。とにかく偉そうで、反省がなく、他社をあざけってばかり。これが慎太郎節といえばその通りなんだが、もう少し深めて欲しかった。
可能であれば、私自身が彼に取材したい。