あらすじ
舞台は、フランス革命後のヨーロッパ。王妃・アントワネットやオスカル達の死を見届けてきたロザリーが、更なる激動の果てに辿り着いたのは? 本編連載で描かれなかったフェルゼンの死の真相も明らかに。ファン必読、エピソード編の集大成!
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Posted by ブクログ
ロザリーがとても好きなので嬉しく、そして切ないお話でした。
フェルゼンの最期は胸に沁み入るようで。やっぱり心に深く棘となって刺さって、ずっとずっと苛んでいたのだろうなと。死が解放であってくれたらと思います。
ジェローデル様にはびっくりした。びっくり。
過去何度も読み返したベルばら
小さい頃は何気に読んでいましたが…。
大人になって、その歴史の悲惨さを知れば知るほど読むのが恐ろしくなり…。
実在していないだろうロザリーの話なら、まあいいかと思い、外伝この巻のみ購入。
…想像をはるかに超えて辛かった。でも読み終えました。
途中、「アレ?」という展開になり、一気に現実味がうすくなり。
思わず吹き出しました。
まさかの○ーw
いつか本編ももう一度読んでみたいなー。
でもたぶん衝撃が強すぎてむりかもなー。
とにかくベルばらが名作ということだけは、お伝えしたいと思います。
終わらないで〜!
先生が本編終了時代から語っていた、マリー・テレーズの姿をどうにか見せてあげようと周りが動いて、それが生前のアントワネットに生写しで階段で立てないほど泣いたフェルゼンの話とか
生ける屍になったフェルゼンの姿とか
先生のタッチで読める日が来ると思わなかった
子供の頃に既に「生まれる前の古い漫画」として出会い、心のバイブルとずっと語って来た作品です
まさか、続編をリアルタイムで読めるなんて、読みたいと思ってたシーンが読めるなんて!
こんなプレゼントを貰えるとは思いませんでした、池田理代子先生ありがとうございます!!
ジェロはサンジェルマン伯爵になったんですね…と勝手に思っています
ああロザリー!!!!!
ロザリーと息子のフランソワの"その後"に的が絞られた、涙なしには読めないドラマティックなストーリー。ロザリーファンには必見の一冊です。
お疲れさまでした。
エピソード編、完結。最後にふさわしいロザリー編にて。
このエピソード編ではジェローデルが活躍した印象でしたが、
この巻でのお遊びは個人的にはイマイチ。萩尾ファンも別に
喜びそうにないですよね・・・。
ただ、4巻通して、池田先生の作品への思いが伝わってきました。
ありがとうございました。
Posted by ブクログ
本日「エピソード編」があるのを知り、某所の45%還元キャンペーン中であったこともあり、一気読み。
ええっ、ジェローデルがポーの一族に?(笑)
ちょっと唐突過ぎて半笑いだけど、まあ、コラボってことでいいんじゃないかな…。
ベルばらファンの人は楽しめていいんじゃないでしょうかね。私も昔大好きだったので、楽しめました。
ベルばらの書かれた時代は左翼、共産主義がかっこいいと言われていた時代で、今となっては、共和主義、共産主義が善の側なんて、ベルばらに騙されてたなぁなんて思ってたけど、
エピソード編で、その共産主義っぽいところが薄まって、個人的にはまたベルばらを受け入れられる感じがしてきて良かったです。
Posted by ブクログ
これでベルばら補遺エピソード集は一旦完結になるのでしょうか。ベルナール死後のロザリーと息子とフェルゼンの物語です。
ベルナールとアランの最期については同じ作者の別の作品に詳述されているらしいですがそちらは未読。
晩年のフェルゼンの誇りに老いさらばえた姿。ベルナールとロザリーの息子フランソワ(オスカル・フランソワが名の由来)の亡命後の人生。本当は最初から本編でここまで描きたかったに違いないと作者の心情をあとがきから察しています。
……なお最終10ページでジェローデルに関する仰天エピソードが披露されて椅子ごとずっこけそうになりましたが、まあ、これも作者の愛の1つなのでしょうね。