【感想・ネタバレ】天国に涙はいらない(4) 男色一代男のレビュー

あらすじ

悪魔っ娘たまが住んでいた教会。その前に一人の紳士が佇んでいた。口髭にオールバックのナイスミドル。空き家である事を確認すると、男はたまを探して夜の雑踏へ消えた。一方、たまが漏らした妖気の事後処理をしていた賀茂とアブデルは、そこで謎の眼鏡っ娘の影を霊視する。 たまを巡るようにして突如現れたナイスミドルと眼鏡っ娘。彼らの正体は?たまとの関係は?作られた偶然の中、奇妙に絡み合う人間模様! そして、たまの隠された過去が明らかにィィッ!! 第7回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作第4弾。悪魔っ娘&猫耳娘&巫女少女に眼鏡っ娘。そしてッ!……マッチョだ。

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Posted by ブクログ

男色という方面にまで手を出してきた4巻。ですがそっち方面はあくまで(笑)ライトに。たまの親権(?)をめぐる主人公たちとナイスミドル悪魔との攻防ですが、これがまた非常に切なくいいお話です。結末の結果が、次巻以降どのように働いてくるのか楽しみです。ちょっとだけひっかかった文が、変態熾天使アブデルの、コレクション発言(まぁ毎度のことですが)。重箱の隅を突付くようですけど、ちょっと流石にふざけすぎでは、なんて。作者が女性ですから、いいっちゃいいんでしょうけど。

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2009年10月04日

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